現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年8月31日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
3 | 咳をしても一人 |
4 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
5 | 父はやく死にしあと母風の盆 |
6 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
7 | 母に会うための線香花火かな |
8 | いなびかり北よりすれば北を見る |
9 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
10 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
11 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
12 | ただ妻の支持のみ確か蟇低音 |
13 | 孔雀まで吹かれて来たり春の暮 |
14 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
15 | ちなみぬふ陶淵明の菊枕 |
16 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
17 | 強力の歩く哲学夏の尾瀬 |
18 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
19 | 星空へ店より林檎あふれをり |
20 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
21 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
22 | 蔓踏んで一山の露動きけり |
23 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
24 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
25 | 十字架の空がぶかぶか石叩 |
26 | 蝉しぐれ八月尽の蝉しぐれ |
27 | たんぽぽや一天玉の如くなり |
28 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
29 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
30 | 分け入つても分け入つても青い山 |
31 | みづうみへこころ傾く葛の花 |
32 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
33 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
34 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
35 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
36 | カンナ咲く遥かな海を照らしつつ |
37 | 秋の川真白な石を拾ひけり |
38 | 湯上りの顔一つあり盆の風 |
39 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
40 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
41 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
42 | 襖絵の秋の七草どっと揺れ |
43 | 初蝶来何色と問ふ黄と答ふ |
44 | 愛憎を母に放ちて秋に入る |
45 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
46 | 箱庭を出る足取の確かなり |
47 | 青田原いつもどこかで波立てり |
48 | 光る時光は波に花芒 |
49 | 夏嵐机上の白紙飛び尽す |
50 | 春怨の眉ひそめたる阿修羅像 |
2024年9月20日 10時22分更新(随時更新中)