現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年8月5日のデイリーキーワードランキング
1 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 八月や六日九日十五日 |
4 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
5 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
6 | サイネリア待つといふこときらきらす |
7 | 空蝉のまなこに光ありにけり |
8 | いなびかり北よりすれば北を見る |
9 | 朝焼の雲海尾根を溢れ落つ |
10 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
11 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
12 | 或る雨の猿の腰掛早乙女に |
13 | ビー玉の中の夕暮夏休み |
14 | 子規逝くや十七日の月明に |
15 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
16 | 高々と蝶こゆる谷の深さかな |
17 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
18 | 流燈の帯延々と御巣鷹忌 |
19 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
20 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
21 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
22 | 西瓜切るあれこれ独りになりて切る |
23 | ファックスの届きし窓辺目白来る |
24 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
25 | 汗で眼鏡がずれるよメーデー腕組めば |
26 | 文脈に繋がりてくる*蝉しぐれ |
27 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
28 | 鷺草に距という部分風遊ぶ |
29 | 立秋のあちら立てれば非常口 |
30 | 神木は猿の腰掛育ており |
31 | 水鳥は翔つもの人は想ふもの |
32 | 声掛けて体位交換花は葉に |
33 | みほとけはいづち見給ふ百千鳥 |
34 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
35 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
36 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
37 | 風の中無欲の歩幅秋遍路 |
38 | 雪山のどこも動かず花にほふ |
39 | 子の話して別れたる晩夏光 |
40 | 蓮の花仏心不意に近付きぬ |
41 | 恋人に近づく冬の象の鼻 |
42 | やつぱり一人がよろしい雑草 |
43 | 陽だまりや老犬薄目あけており |
44 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
45 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
46 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
47 | 相逢うて飯食う疲れ遠花火 |
48 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
49 | 草山に馬放ちけり秋の空 |
50 | 憂き世の塵つもる音して春の闇 |
2024年9月22日 05時38分更新(随時更新中)