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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2014年7月11日のデイリーキーワードランキング

1

金剛の露ひとつぶや石の上
2

水の地球すこしはなれて春の月
3

いなびかり北よりすれば北を見る
4

ほととぎすあすはあの山こえて行かう
5

戦争が廊下の奥に立つてゐた
6

せきをしてもひとり
7

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
8

暗黒や 関東平野に 火事一つ
9

プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ
10

暗黒や関東平野に火事一つ
11

薄氷の吹かれて端の重なれる
12

赤い椿白い椿と落ちにけり
13

滝落ちて群青世界とどろけり
14

咳の子のなぞなぞあそびきりもなや
15

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
16

夕影は流るる藻にも濃かりけり
17

リハビリの妻を叱咤す春一番
18

古池や蛙飛びこむ水の音
19

跳箱の突手一瞬冬が来る
20

天地の息合ひて激し雪降らす
21

台風一過あすからはダイエット
22

日と月のごとく二輪の寒椿
23

ゆで玉子むけばかがやく花曇
24

三千の俳句を閲し柿二つ
25

重ね着の中に女のはだかあり
26

夏の山国母いてわれを与太という
27

麦秋の中なるが悲し聖廃虚
28

長巻の繃帯ゆるみ梅雨の月
29

ふだん着でふだんの心桃の花
30

桐一葉日当りながら落ちにけり
31

夏山の大木倒す谺かな
32

夏山のうしろより入る伯耆かな
33

家系図に悪女加わる花の下
34

古民家は段差ばかりや梅雨最中
35

半身は枯草の中道祖神
36

春の坂どこまで旅の終りまで
37

山桃の日陰と知らで通りけり
38

匙なめて童たのしも夏氷
39

サルビアの咲く猫町に出でにけり
40

泥鰌浮いて鯰も居るというて沈む
41

雪残る頂き一つ国境
42

月光ほろほろ風鈴に戯れ
43

水を買うほおずき市のうら通り
44

立葵いまも黒船見ておりぬ
45

本買へば表紙が匂ふ雪の暮
46

母子見え夜明けのやうに吹雪熄む
47

咳をしても一人
48

初孫の生まれるニュース雲の峰
49

冷夏なりくすぐったいほど夫婦老い
50

雪嶺に真向ふ座なり飯旨し


2024年9月21日 06時15分更新(随時更新中)
 

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