現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年6月26日のデイリーキーワードランキング
1 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
2 | いなびかり北よりすれば北を見る |
3 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
4 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
5 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
6 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
7 | せきをしてもひとり |
8 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
9 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
10 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
11 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
12 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
13 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
14 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
15 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
16 | 網戸して革命はもうあるまじき |
17 | 火の色に翼塗られて梅雨の鳥 |
18 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
19 | 暗黒や 関東平野に 火事一つ |
20 | 桜散るあなたも河馬になりなさい |
21 | 瀧落ちて群青世界とどろけり |
22 | 跳箱の突手一瞬冬が来る |
23 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
24 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
25 | 別るるや夢一筋の天の川 |
26 | 便所より青空見えて啄木忌 |
27 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
28 | 咳をしても一人 |
29 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
30 | 煤びかりして鉈彫りの像木の芽吹く |
31 | 百色を使い果せり濃紫陽花 |
32 | 小春日のなんと空前絶後かな |
33 | 豪雨つのる一樹にありて蝉澄めり |
34 | 分け入つても分け入つても青い山 |
35 | 星空へ店より林檎あふれをり |
36 | 葉櫻や 人に阿る齢も過ぎ |
37 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
38 | 枯山の月今昔を照らしゐる |
39 | 臍出しの乙女見逃すはたた神 |
40 | 葛飾や桃の籬も水田べり |
41 | 大賢は大愚に似たり生身魂 |
42 | おそるべき君等の乳房夏来る |
43 | 花野に坐すなんと小さきわたくしかな |
44 | 鷺草に距という部分風遊ぶ |
45 | 弱音吐かなくて何吐く雲の峰 |
46 | ところてん煙のごとく沈みをり |
47 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
48 | 夏休み親戚の子と遊びけり |
49 | 打ち明けてより風鈴の音の変わる |
50 | 立葵いまも黒船見ておりぬ |
2024年9月23日 01時01分更新(随時更新中)