現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年6月16日のデイリーキーワードランキング
1 | いなびかり北よりすれば北を見る |
2 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
3 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
4 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
5 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
6 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
7 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
8 | せきをしてもひとり |
9 | 暗黒や 関東平野に 火事一つ |
10 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
11 | 百色を使い果せり濃紫陽花 |
12 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
13 | 跳箱の突手一瞬冬が来る |
14 | 火の色に翼塗られて梅雨の鳥 |
15 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
16 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
17 | 龍膽や霧のなかよりくだり駕籠 |
18 | 歳晩の辰野へ軋む飯田線 |
19 | 母と寝る一夜豊かに虫の声 |
20 | 六月を奇麗な風の吹くことよ |
21 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
22 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
23 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
24 | 霾や胸のケモノの匂い消す |
25 | 探梅や枝のさきなる梅の花 |
26 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
27 | 梅雨見つめをればうしろに妻も立つ |
28 | 遠浅の今も昔も入道雲 |
29 | 潜る鳰浮く鳰数は合ってますか |
30 | 青芒うねるはじめを見ておりぬ |
31 | 根の国に萌えるはこべや箱枕 |
32 | 口ごもる男うつくし掛大根 |
33 | 良寛の乞食のみち田植かな |
34 | 箱庭の添景となる寺に住む |
35 | なわとびの縄の中なる青山河 |
36 | 八月や六日九日十五日 |
37 | こんなよい月を一人で見て寝る |
38 | 囀やピアノの上の薄埃 |
39 | ふらここの影より抜けて子の帰る |
40 | 麻雀に過去も未来もなきおのれ |
41 | 未来図は直線多し早稲の花 |
42 | おそるべき君等の乳房夏来る |
43 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
44 | 遅く来ていつも真ん中冬帽子 |
45 | 寡婦われに起ちても臥ても鶏頭燃ゆ |
46 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
47 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
48 | 火焔負う不動明王秋の金魚 |
49 | 愛欲るや黄の朝焼に犬佇てり |
50 | 星空へ店より林檎あふれをり |
2024年9月20日 07時25分更新(随時更新中)