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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2014年6月5日のデイリーキーワードランキング

1

いなびかり北よりすれば北を見る
2

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
3

せきをしてもひとり
4

戦争が廊下の奥に立つてゐた
5

咳の子のなぞなぞあそびきりもなや
6

六月を奇麗な風の吹くことよ
7

赤い椿白い椿と落ちにけり
8

水の地球すこしはなれて春の月
9

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
10

外にも出よ触るるばかりに春の月
11

ほととぎすあすはあの山こえて行かう
12

薄氷の吹かれて端の重なれる
13

入れものが無い両手で受ける
14

秋の江に打ち込む杭の響かな
15

こんなよい月を一人で見て寝る
16

青蛙おのれもペンキぬりたてか
17

暗黒や 関東平野に 火事一つ
18

プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ
19

赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり
20

滝落ちて群青世界とどろけり
21

星空へ店より林檎あふれをり
22

桐一葉日当りながら落ちにけり
23

月光ほろほろ風鈴に戯れ
24

艶聞に片耳ふさぐアマリリス
25

火の色に翼塗られて梅雨の鳥
26

冬菊のまとふはおのがひかりのみ
27

咲きいづるや桜さくらと咲きつらなり
28

梅雨入りの囁き羅漢石の耳
29

ふくろうに聞け快楽のことならば
30

夏桔梗口すぼめしは針を吹く
31

卯の花や縦一文字ほとの神
32

降る雪や明治は遠くなりにけり
33

青葉木菟おのれ恃めと夜の高処
34

分け入つても分け入つても青い山
35

凩や海に夕日を吹き落す
36

瀧落ちて群青世界とどろけり
37

くろがねの秋の風鈴鳴りにけり
38

春風や闘志いだきて丘に立つ
39

埒あかぬとてなにもせず柿落花
40

過客のごと鬣なびく冬怒涛
41

花菖蒲傘かしげして行き違ふ
42

金剛の露ひとつぶや石の上
43

蟾蜍長子家去る由もなし
44

愛されずして沖遠く泳ぐなり
45

兄以上恋人未満掻氷
46

百色を使い果せり濃紫陽花
47

炎天うとまし敗戦といふ国残し
48

跳箱の突手一瞬冬が来る
49

朝焼けの時刻表から上高地
50

たんぽぽや日はいつまでも大空に


2024年9月25日 23時33分更新(随時更新中)
 

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