現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年5月19日のデイリーキーワードランキング
1 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
2 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
3 | 瑞照りの蛇と居りたし誰も否 |
4 | せきをしてもひとり |
5 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
6 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
7 | いなびかり北よりすれば北を見る |
8 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
9 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
10 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
11 | 自画像をふせたるままに新樹光 |
12 | 地吹雪と別に星空ありにけり |
13 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
14 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
15 | あをあをと空を残して蝶分れ |
16 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
17 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
18 | 葭切のをちの鋭声や朝ぐもり |
19 | だんだんに杉菜遊びの乳母車 |
20 | 寒き日の影も形も現なり |
21 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
22 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
23 | 愛鳥週間手を差しあげて鳩放つ |
24 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
25 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
26 | 雷鳴に暴れ出したる鯉のぼり |
27 | 浦島草よくぞ釣竿忘れざる |
28 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
29 | 蟻穴を出て地歩くや東大寺 |
30 | 方丈の大庇より春の蝶 |
31 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
32 | 声掛けて体位交換花は葉に |
33 | 咲き満ちて昼のさみしさ夾竹桃 |
34 | 喫泉に口あまやかす雪のなか |
35 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
36 | がらがらとあさりを洗ふ春の音 |
37 | 繭雲に童子連なる春の海 |
38 | 鶏たちにカンナは見えぬかもしれぬ |
39 | 鰯雲この一族の大移動 |
40 | うちの蝶としてとんでいるしばらく |
41 | 幼な等の集えば走り薄暑光 |
42 | 熾る火に向かう面や薪能 |
43 | まなうらに薄き玻璃ある二月かな |
44 | 夢に舞ふ能美しや冬籠 |
45 | 生きかはり死にかはりして打つ田かな |
46 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
47 | ファンファーレ鳴る雪晴の競馬場 |
48 | ランボーを五行とびこす恋猫や |
49 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
50 | 極月の夜の風鈴責めさいなむ |
2024年9月23日 11時59分更新(随時更新中)