現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年5月16日のデイリーキーワードランキング
1 | 瑞照りの蛇と居りたし誰も否 |
2 | 鶏たちにカンナは見えぬかもしれぬ |
3 | マリが住む地球に原爆などあるな |
4 | 桐一葉落ちて心に横たはる |
5 | 極月の夜の風鈴責めさいなむ |
6 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
7 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
8 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる - |
9 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
10 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
11 | ロダンの首泰山木は花えたり |
12 | 幼な等の集えば走り薄暑光 |
13 | いなびかり北よりすれば北を見る |
14 | 探梅やみささぎどころたもとほり |
15 | せきをしてもひとり |
16 | 母と寝る一夜豊かに虫の声 |
17 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
18 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
19 | 抱けば熟れいて夭夭の桃肩に昴 |
20 | 老鶯の声も緑に美術館 |
21 | 自画像をふせたるままに新樹光 |
22 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
23 | 雷鳴に暴れ出したる鯉のぼり |
24 | てのひらの水の珠玉よ青葉騒 |
25 | 大空へ春のとんびの宙返り |
26 | おらは此のしつぽのとれた蜥蜴づら |
27 | てんぷらやすでに鰭張る今年鯊 |
28 | 伸び過ぎのアスパラガスほどな粗忽 |
29 | いつせいに柱の燃ゆる都かな |
30 | 春の日やあの世この世と馬車を駆り |
31 | ああ小春我等涎し涙して |
32 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
33 | 星空へ店より林檎あふれをり |
34 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
35 | まさびしき海峡ひとつ秋を来て |
36 | 翁かの桃の遊びをせむと言ふ |
37 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
38 | 熊の子が飼はれて鉄の鎖舐む |
39 | ゆりの木の花ゆっくりと脚運ぶ |
40 | 母の日や母に大きな知恵袋 |
41 | 山又山山桜又山桜 |
42 | おそるべき君等の乳房夏来る |
43 | 嘆きつつ中洲の雲雀棒立ちに |
44 | 新しきは空と早乙女早苗籠 |
45 | 山法師その気にさせるしろさかな |
46 | 夏山を統べて槍ケ岳真青なり |
47 | 朴散華即ちしれぬ行方かな |
48 | 白絣荒波とほく闘へる |
49 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
50 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
2024年9月27日 04時05分更新(随時更新中)