現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年4月5日のデイリーキーワードランキング
1 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
2 | 野遊びの二人は雨の裔ならむ |
3 | 白拍子風のまにまに田植かな |
4 | 買ふと決め又ひとまはり植木市 |
5 | 君に会うただそれだけのため桜 |
6 | 秋の蛇人のごとくに我を見る |
7 | 散らし雨遅咲き桜満開に |
8 | これよりは恋や事業や水温む |
9 | 桜草もののはじめの彩として |
10 | いなびかり北よりすれば北を見る |
11 | 羽子板の窪みの数よ妹よ |
12 | 青葉木莵眠りの底に着く迄は |
13 | 母うたた寝水仙ことごとく咲いて |
14 | 惜春や立志の一歩踏み出づる |
15 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
16 | 空をゆく一かたまりの花吹雪 |
17 | 母子草袋小路が好きらしい |
18 | 管は笛面は打楽器謝肉祭 |
19 | 手鏡の背中恐ろし夏の恋 |
20 | 船長の髭の手入れやイースター |
21 | 鉛筆一本田川に流れ春休み |
22 | 春の日やあの世この世と馬車を駆り |
23 | ひかり野へ君なら蝶に乗れるだろう |
24 | 幸せと言へばしあはせ草の花 |
25 | パブロフの犬に挑まれ涼しかり |
26 | 桜貝拾ふ体のやはらかき |
27 | 鱗粉にまみれし指よ蝶放ち |
28 | 手鏡に同じかほ棲む寒の紅 |
29 | 唇へもどる口笛春浅し |
30 | 閉じる眼の向うが遥か白梟 |
31 | 靄ありてこその湯布院山笑う |
32 | 鮟鱇鍋稼ぎし日銭夜を越さず |
33 | 水蜜桃の全きまでの擬対称 |
34 | ロザリオや一つ日傘に老夫婦 |
35 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
36 | 秋の航一大紺円盤の中 |
37 | ヨットの帆三角になり線になり |
38 | 春雷を背に疾走す野生馬 |
39 | 兄の手に小さき薬玉もて余す |
40 | 長き長き春暁の貨車なつかしき |
41 | オリオンの盾新しき年に入る |
42 | 灌ぐたび光新たに甘茶仏 |
43 | 木雫は雨より太し青楓 |
44 | 夕暮の片栗の花靴がない |
45 | 夏点前水中鯉のひげ動く |
46 | チエルノブイリ夜の菫のその先に |
47 | 身にしむや阿武隈川の渡船跡 |
48 | 人間探求派のわれを呼ぶ牛蛙 |
49 | 春雪三日祭りの如く過ぎにけり |
50 | 枯野ゆく棺のわれふと目覚めずや |
2024年9月23日 11時49分更新(随時更新中)