現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年11月28日のデイリーキーワードランキング
1 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
2 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
3 | ものの種にぎればいのちひしめける |
4 | 水洟や鼻の先だけ暮れ残る |
5 | 木がらしや東京の日のありどころ |
6 | 寂しくて道のつながる年のくれ |
7 | 心消し心灯して冬籠 |
8 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
9 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
10 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
11 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
12 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
13 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
14 | 鰯雲この一族の大移動 |
15 | 一行の添え書に見る年賀状 |
16 | 潮迅しと葉牡丹の畑より |
17 | 億年のなかの今生実南天 |
18 | 神々が火の始末して神楽果つ |
19 | 痩馬のあはれ機嫌や秋高し |
20 | ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに |
21 | 夢二館 れんげつつじが瞬いて |
22 | 慈悲心鳥こだまの奥は濡れており |
23 | 稲妻のような早さでカルテ見る |
24 | 青葦原汗だくだくの鼠と遇う |
25 | 墓のうらに廻る |
26 | 雪照りに馬打たるること忘れ |
27 | 金粉をこぼして火蛾やすさまじき |
28 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
29 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
30 | たばしるや鵙叫喚す胸形変 |
31 | 星空へ店より林檎あふれをり |
32 | 駒ケ岳凍てて巌を落しけり |
33 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
34 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
35 | 雷雲車窓の吾を明るくしこの午後果つ |
36 | 身の裡の野生苦くて白鳥は |
37 | 白菜のみな尻向けて積まれたる |
38 | 放蕩の果かと思う散紅葉 |
39 | 水平線大きな露と思ひけり |
40 | 空蟬に時限の透ける朝茜 |
41 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
42 | 冬日向小石裏返してやりぬ |
43 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
44 | 兜町足から枯れていく男 |
45 | 肩に来て人懐かしや赤蜻蛉 |
46 | せきをしてもひとり |
47 | 山焼く火檜原に来ればまのあたり |
48 | 白魚の泳ぐ五臓六腑の海 |
49 | 冷蔵庫に冷えゆく愛のトマトかな |
50 | 一月の川一月の谷の中 |
2024年9月26日 06時54分更新(随時更新中)