現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年11月9日のデイリーキーワードランキング
1 | もがり笛風の又三郎やあーい |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 月光に深雪の創のかくれなし |
4 | 春雪の暫く降るや海の上 |
5 | ゆたんぽのぶりきのなみのあはれかな |
6 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
7 | 羅や人悲します恋をして |
8 | 禅堂へ入らむ蟹の高歩き |
9 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
10 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
11 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
12 | 肉体は死してびつしり書庫に夏 |
13 | つわぶきの胸どきどきも久女の忌 |
14 | 檻の鷲寂しくなれば羽搏つかも |
15 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
16 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
17 | ものの種にぎればいのちひしめける |
18 | 上流に銀河を使う発電所 |
19 | とまり木に老いける鷲や青嵐 |
20 | せきをしてもひとり |
21 | 人間になりすまします花の闇 |
22 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す - |
23 | 三月の甘納豆のうふふふふ |
24 | ところてん煙のごとく沈みをり |
25 | 団塊の世代のひとり夏痩せて |
26 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
27 | ひるのをんな遠火事飽かず眺めけり |
28 | 春の風ルンルンけんけんあんぽんたん |
29 | 達治の忌下駄は素足がよかりけり |
30 | 眞赤に塗つて日暮れ手洗う塗裝工 |
31 | 吹雪かれて見知らぬ人の後に蹤く |
32 | 荒々と花びらを田に鋤き込んで |
33 | 雛まつり笑い上戸は母ゆずり |
34 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
35 | 春闌けし加齢の気配肩に来る |
36 | 寒菊のほろほろこぼれ白身裂く |
37 | 少年の見遣るは少女鳥雲に |
38 | ふらふらと死にゐし風が起き上る |
39 | 藍ゆかた一本独鈷の博多帶 |
40 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
41 | わが影の吹かれて長き枯野かな |
42 | 怖ろしき凩に子の遊ぶなり |
43 | 生る生らぬ実生り問答旧正月 |
44 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
45 | 大和よりヨモツヒラサカスミレサク |
46 | 月の夜をかなしき鬼面見つめけり |
47 | 磨崖佛おほむらさきを放ちけり |
48 | ふだん着でふだんの心桃の花 |
49 | 夏果てる肉感的な鯉の口 |
50 | 割り箸のスカッと割れり夜鳴き蕎麦 |
2024年9月26日 12時39分更新(随時更新中)