現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年5月7日のデイリーキーワードランキング
1 | 躓いてひとり笑ひて麦茶かな |
2 | どちらかと言へば麦茶の有難く |
3 | 迷わずに出来た句はなし若葉冷え |
4 | 寂しくて道のつながる年のくれ |
5 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
6 | 死ぬために天上帰る雁ならめ |
7 | いなびかり北よりすれば北を見る |
8 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
9 | 青葉寒身に一対の乳房かな |
10 | ものの種にぎればいのちひしめける |
11 | 山滴るいっぱい蒐めた鳥の切手 |
12 | 夢に浮く身風呂にしずむ身四月尽 |
13 | 燈籠のよるべなき身のながれけり |
14 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
15 | 柿若葉重なりもして透くみどり |
16 | 葉桜の中の無数の空さわぐ |
17 | 飽きるほど海を見てきて柏餅 |
18 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
19 | 雷鳴に暴れ出したる鯉のぼり |
20 | 網戸して革命はもうあるまじき |
21 | 矢車や谷戸はみどりの朝風に |
22 | 海に出て木枯帰るところなし |
23 | いきいきと三月生る雲の奧 |
24 | ゆで玉子むけばかがやく花曇 |
25 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
26 | 老鴬や珠のごとくに一湖あり |
27 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
28 | おそるべき君等の乳房夏来る |
29 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
30 | 脊髄にしびれ伝わり若葉寒 |
31 | 桜草もののはじめの彩として |
32 | これ着ると梟が啼くめくら縞 |
33 | あんずあまさうなひとはねむさうな |
34 | 天上も淋しからんに燕子花 |
35 | 嗚呼神様オリンピックの冬の陣 |
36 | 手庇を何回したり春の山 |
37 | 山赤くひだるき草と歩くなり |
38 | どくだみや真昼の闇に白十字 |
39 | ひとりより百人が好きかすみ草 |
40 | 春大根真正直に育ちおり |
41 | 春寒し影を書き足す茶壺の絵 |
42 | 春耕のための地下足袋干しており |
43 | 告知されし人との会話秋風裡 |
44 | 寒雀伏見稲荷にご用心 |
45 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
46 | 菖蒲湯や切つ先直き児に育て |
47 | 子規逝くや十七日の月明に |
48 | 凍蝶や空の笑ひは裂けるまで |
49 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
50 | 牡丹百二百三百門一つ |
2024年9月20日 04時50分更新(随時更新中)