現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年1月3日のデイリーキーワードランキング
1 | 寒暁や神の一撃もて明くる |
2 | 初暦知らぬ月日は美しく |
3 | 去年今年貫く棒の如きもの |
4 | 日本がまんなかの地図春隣 |
5 | 一行の添え書に見る年賀状 |
6 | 鳥わたるこきこきこきと罐切れば |
7 | 一道を守るは難し冬木の芽 |
8 | 善人に夏炉を焚かれ逃げられぬ |
9 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
10 | 福引やティッシュ一つの福来たる |
11 | 初夢や貰ひて困る城一つ |
12 | 初夢のなかをどんなに走つたやら |
13 | サイコロは六の上り目初笑い |
14 | 水洟や鼻の先だけ暮れ残る |
15 | 妊婦はや人魚のけはひ初日受く |
16 | 年迎ふ鈴を惜まず三番叟 |
17 | 女坂箱根駅伝男坂 |
18 | 狐火や広重ひとり吾もひとり |
19 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
20 | 夜更かしのくせのついてる女正月 |
21 | 病み抜いて母は螢となりにけり |
22 | この道しかない春の雪ふる |
23 | 南天の真っ正直な紅の色 |
24 | 葉牡丹や女ばかりの昼の酒 |
25 | 若水や腹の底まで己なり |
26 | 悪態をつく相手なし小正月 |
27 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
28 | 函館へ箱館からの雪が降る |
29 | うしろ姿の時雨てゆくか |
30 | 雪だるま日差しの中で福笑い |
31 | 傾いてゐる私と寒銀河 |
32 | 余花の蝶しばらく波にあそびけり |
33 | 秋の蛇去れり一行詩のごとく |
34 | ひたすらに風が吹くなり大旦 |
35 | 枕三つ叩いて寝れば宝船 |
36 | 初凪や平均余命まで歩く |
37 | あかあかとあかあかあかとまんじゆさげ |
38 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
39 | 勾玉の小さき干菓子冬の宿 |
40 | 夏の河赤き鉄鎖のはし浸る |
41 | 山雀や頬白ければ四十雀 |
42 | 時雨るるや竹人形のなびく髪 |
43 | けぶる母郷いくたび芹の匂いたつ |
44 | 言霊の抜け殻ばかり敗戦忌 |
45 | 噴火口にもつとも近き若緑 |
46 | 鉄を食ふ鉄バクテリア鉄の中 |
47 | 戦あるなあるなと野火を叩きけり |
48 | 若水を生まれる前の母が汲む |
49 | 凧揚げの少年風ときて帰る |
50 | 俳句など書いてつまらぬ賀状来る |
2024年9月20日 06時47分更新(随時更新中)