現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2012年3月17日のデイリーキーワードランキング
1 | 毎年よ彼岸の入りに寒いのは |
2 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
3 | ゆるやかに着てひとと逢ふ蛍の夜 |
4 | かあちゃんよ今はどのへん春彼岸 |
5 | 追伸に春一番と俳句馬鹿 |
6 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
7 | 齢深みたりいろいろの茸かな |
8 | あんぱんの葡萄の臍や春惜しむ |
9 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
10 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
11 | 涅槃西風 いずれこの世を一抜ける |
12 | 口あけて鯉は悠々花粉症 |
13 | 天寿とは昼寝の覚めぬ御姿 |
14 | 手ぶらにて来たる三月雨連れて |
15 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
16 | 少女佇ちやはらかな棒花菜雨 |
17 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
18 | 獣園の土に根を張り桜の木 |
19 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
20 | 人も旅人われも旅人春惜しむ |
21 | 牛の舌生まの観念巻き込んだ |
22 | 青葉潮ただただ青き野点かな |
23 | 竜天に昇る暁雲輝やかし |
24 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
25 | 万愚節歯磨きチューブ畳みけり |
26 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
27 | ひく波の跡美しや桜貝 |
28 | 闘土の碑春分の供花誰ならむ |
29 | 啓蟄や兄の戦艦浮上せず |
30 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
31 | 梅咲いて庭中に青鮫が来ている |
32 | 今の間のおういぬふぐり聖人去り |
33 | 夕方の影あいまいに春障子 |
34 | 啓蟄や指輪廻せば魔女のごと |
35 | 風音や春逝くときは忍び足 |
36 | 若者に変りし音の耕耘機 |
37 | 真珠ほど悩む七月真乙女は |
38 | 歳時記と二十世紀を見渡しぬ |
39 | 石ころも露けきものの一つかな |
40 | 越の香を抱き白鳥の北帰行 |
41 | 齡ひとつ殖やし花野に突きあたる |
42 | 明日植うる藍の宵水たつぷりと |
43 | 地の涯に倖せありと来しが雪 |
44 | 潮騒で終はるシネマや花曇 |
45 | 仏生会鎌倉の空人歩く |
46 | 陶狸を美男に化かす新樹光 |
47 | 冬葉忌咲き極むこと石蕗に無し |
48 | 草二本だけ生えてゐる時間 |
49 | 月に棄つ花瓶の水の青みどろ |
50 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
2024年9月25日 01時11分更新(随時更新中)