現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2011年4月19日のデイリーキーワードランキング
1 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
2 | たんぽぽたんぽぽ砂浜に春が目を開く |
3 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
4 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
5 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
6 | 美しいから美しいと言ふさくら |
7 | 花冷の闇にあらはれ篝守 |
8 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
9 | 飽きるほど海を見てきて柏餅 |
10 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
11 | 花筏行きとどまりて夕日溜む |
12 | 産むというおそろしきこと青山河 |
13 | ものの種にぎればいのちひしめける |
14 | 暁や湖上を走る青嵐 |
15 | あえかなる薔薇撰りをれば春の雷 |
16 | いま合掌すれば黄金のかたつむり |
17 | 草笛を吹いている間は大丈夫 |
18 | 一村のうすうすといる狐雨 |
19 | 五月雨や上野の山も見あきたり |
20 | 龍天に昇りしあとの田螺かな |
21 | 春の日やあの世この世と馬車を駆り |
22 | 雷鳥や雪ややとけて五月晴 |
23 | ゆきふるといひしばかりの人しづか |
24 | 夏近し右に曲がれば遠回り |
25 | 桜蕊降る少年の深き眉 |
26 | 睦ごとはこのごろとんと桜餅 |
27 | 雪山はうしろに聳ゆ花御堂 |
28 | 喫泉に口あまやかす雪のなか |
29 | 種蒔きしあとの遠目を駿河まで |
30 | 生涯を独活まで来たる思いかな |
31 | 急ぐなよ葡萄は一粒ずつ青い |
32 | 大夏野飢えし五体を投げ出しぬ |
33 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
34 | ふるさとは字名が消えて破れ傘 |
35 | 入学の吾子人前に押し出だす |
36 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
37 | 小でまりの花に風いで来たりけり |
38 | 屠蘇を祝ぐ子ら玉露の味知らず |
39 | 俺に是非を説くな激しき雪が好き |
40 | 青い海へ散りし化身の桜貝 |
41 | 踏まれても咲く蒲公英のど根性 |
42 | 若鮎の二手になりて上りけり |
43 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
44 | 山又山山桜又山桜 |
45 | にんげんにそろそろ飽きて古雛 |
46 | 桜蘂降るがやがや記号騒がしい |
47 | 正客に夫を頼みて風炉茶かな |
48 | 夜桜やあぶない橋を渡ろうか |
49 | 実のならぬ通草の花や梅若忌 |
50 | マイク持つ女の小指花の宴 |
2024年9月20日 20時22分更新(随時更新中)