現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2011年4月18日のデイリーキーワードランキング
1 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
2 | たんぽぽたんぽぽ砂浜に春が目を開く |
3 | 竜天に昇る暁雲輝やかし |
4 | 菫程な小さき人に生れたし |
5 | 海の日の大きなガラス磨きおり |
6 | ねぱーるはとても祭で花むしろ |
7 | 薔薇の園引き返さねば出口なし |
8 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
9 | 遠足の水筒空となる頃か |
10 | びょうびょうと桜はさくら色に堪え |
11 | 考える人は考え昭和の日 |
12 | ポストまで歩けば二分走れば春 |
13 | 初東風や水平線を船が曳く |
14 | 草笛を吹いている間は大丈夫 |
15 | 春浅き水を渉るや鷺一つ |
16 | 花嫁よ雪にふくるる丸木橋 |
17 | 散らし雨遅咲き桜満開に |
18 | 海原の 海べの 酒は こぼれけり |
19 | 竜天に登り近江に卵一つ |
20 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
21 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
22 | 重ね着の中に女のはだかあり |
23 | 野の虹と春田の虹と空に会ふ |
24 | 愛鳥週間手を差しあげて鳩放つ |
25 | 春尽きて山みな甲斐に走りけり |
26 | 糸遊に腰掛けてゐる余生かな |
27 | 埒外に居て一身に花吹雪 |
28 | 朝顔や百たび訪はば母死なむ |
29 | ものの種にぎればいのちひしめける |
30 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
31 | 分け入つても分け入つても青い山 |
32 | 消えてゆく記憶も尊し復活祭 |
33 | 金閣にほころびのひかり苔の花 |
34 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
35 | 若鮎の二手になりて上りけり |
36 | 吹きおこる秋風鶴をあゆましむ |
37 | 春の日やあの世この世と馬車を駆り |
38 | ちるさくら海あをければ海へちる |
39 | 行春を琴掻き鳴らし掻き乱す |
40 | なにほどの快楽か大樹揺れやまず |
41 | 晩春や足裏に海豚の感じ |
42 | かたまつて薄き光の菫かな |
43 | 雁立ちの目隠し雪や信濃川 |
44 | ダリの時計となる月光の水たまり |
45 | 葉桜や首切り地蔵の首いずこ |
46 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
47 | わが恋は人とる沼の花菖蒲 |
48 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
49 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
50 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
2024年9月26日 12時52分更新(随時更新中)