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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2009年12月23日のデイリーキーワードランキング

1

韃靼の馬嘶くや冬怒濤
2

燕帰るわたしも帰る並の家
3

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
4

炎天の遠き帆やわがこころの帆
5

白牡丹といふといへども紅ほのか
6

寒明けの咽喉下る水ひびくなり
7

冬蜂の死に所なく歩きけり
8

手鞠唄かなしきことをうつくしく
9

いくたびも雪の深さを尋ねけり
10

正月の雪真清水の中に落つ
11

冬蜂の死にどころなく歩きけり
12

年賀やめて小さくなりて籠りをり
13

重ね着の中に女のはだかあり
14

男より光りはじめる大枯野
15

天皇誕生日休日となりにけり
16

枕ひとつの流れの中に夜を迎える
17

羽子板の重きが嬉し突かで立つ
18

約束の橋のたもとに苧殻焚く
19

ふるさとは海に溺れよ茜雲
20

颯爽と歩いてみれば春近し
21

我をのせ廻る舞台や去年今年
22

群鳶の舞なめらかに初御空
23

けふもいちにち誰も来なかつたほうたる
24

鯉の口朝から強し半夏生
25

初夢に見し踊子をつつしめり
26

曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ
27

雀らも海かけて飛べ吹流し
28

寒鮒の死にてぞ臭く匂ひけり
29

匂ひ艶よき柚子姫と混浴す
30

去年今年貫く棒の如きもの
31

パンツ脱ぐ遠き少年泳ぐのか
32

よく眠る夢の枯野が青むまで
33

山鳩の鳴くや焚火の音の中
34

白湯ふうふう吹いて今夜は冬木
35

あたたかな雨が降るなり枯葎
36

虎杖の身の上に在れ野の翁
37

大空の淋しき国へ凧
38

早苗饗や子の手にあまる青葉餅
39

耐ふるものみな死に絶えて虫は在り
40

おのづからくづるる膝や餅やけば
41

すぐ氷る木賊の前のうすき水
42

こんなよい月を一人で見て寝る
43

曇りのちさくらちりゆく大和かな
44

古毛絲玉日当るは楢林
45

少年兵追ひつめられてパンツ脱ぐ
46

冬の松日輪ひとつよるべなし
47

蝶の羽のこまかくふるえ交じりけり
48

僧ひとり料亭に待つ湯びき鱧
49

蜈蚣死す数多の足も次いで死す
50

木瓜咲くや漱石拙を守るべく


2024年9月22日 04時50分更新(随時更新中)
 

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