現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2009年10月19日のデイリーキーワードランキング
1 | 春ひとり槍投げて槍に歩み寄る |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 行く我にとどまる汝に秋二つ |
4 | 焼秋刀魚余生は十指折れば足る |
5 | 大和よりヨモツヒラサカスミレサク |
6 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
7 | 少年兵追ひつめられてパンツ脱ぐ |
8 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
9 | 秋晴や火口を落ちる砂の音 |
10 | 羅や人悲します恋をして |
11 | 滴りにかんかん帽をぬらしけり |
12 | 空は太初の青さ妻より林檎うく |
13 | フライパンに秋の灯のはねてゐる |
14 | 今日よりも明日が好きなりソーダ水 |
15 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
16 | せつせつと眼まで濡らして髪洗ふ |
17 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
18 | 安宿とあなどるなかれ桜鯛 |
19 | 綿虫はほとけの匂ひ好きな虫 |
20 | 秋風や眼中のもの皆俳句 |
21 | 瓶中の蝮の夢や天の川 |
22 | かなかなのどこかで地獄草子かな |
23 | 十薬や才気ささふるもの狂気 |
24 | 醫師去つて初霜の香の残りけり |
25 | こんなよい月を一人で見て寝る |
26 | このとしは雑木紅葉を見て了る |
27 | ひらひらと月光降りぬ貝割菜 |
28 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
29 | 青蜜柑横目の牛が通りけり |
30 | 羽蟻の夜かなしき家を出て歩く |
31 | 老犬のゆく道きまり薄紅葉 |
32 | 潰ゆるまで柿は机上に置かれけり |
33 | 愚に近き日日やバナナは色づきて |
34 | いつ死ぬる金魚と知らず美しき |
35 | 月近く擬宝珠の花頭踏む |
36 | 草の実や海は真横にまぶしくて |
37 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
38 | 青萱のくらがり汽笛眼をつらぬく |
39 | さうめんや妻は歌舞伎へ行きて留守 |
40 | 馥郁と内臓はあり春の雪 |
41 | 目のまへに海図ひろげし夜半の秋 |
42 | 苔のぬくみは男のぬくみ枯山水 |
43 | 雨ふるふるふるさとははだしであるく |
44 | 鳥の巣に鳥が入つてゆくところ |
45 | 客人は青無花果を見てをられ |
46 | でめきんにぷらんくとんの鼻のさき |
47 | よく眠る夢の枯野が青むまで |
48 | いづれともなきところにて足袋を穿く |
49 | ぬばたまの闇の牡丹の在りどころ |
50 | 好きなこに通草の秘密教えます |
2024年9月25日 17時19分更新(随時更新中)