現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2009年1月27日のデイリーキーワードランキング
1 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
2 | やらふべき心の鬼も老いにけり |
3 | 露人ワシコフ叫びて柘榴打ち落す |
4 | たんぽぽたんぽぽ砂浜に春が目を開く |
5 | つぎの世は亀よりも蛇鳴かせたし |
6 | うしろより初雪降れり夜の町 |
7 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
8 | 雪の嶺走らずにみな聳え立つ |
9 | 海に出て木枯帰るところなし |
10 | 春寒し水田の上の根なし雲 |
11 | 去年今年貫く棒の如きもの |
12 | 春立ちし明るさの声発すべし |
13 | ちるさくら海あをければ海へちる |
14 | ひとの陰玉とぞしづむ初湯かな |
15 | コスモスを離れし蝶に谿深し |
16 | 良妻にあらまほしけれ大くさめ |
17 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
18 | 終戦の夜汽車愛と死立ちて読む |
19 | 雨止めば羽抜鶏まででて来たる |
20 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
21 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
22 | 帰らなんいざ草の庵は春の風 をやめる) |
23 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
24 | 高嶺星蚕飼の村は寝しづまり |
25 | 毎年よ彼岸の入りに寒いのは |
26 | 土間ぬけて遠山へ去る青田風 |
27 | 少しづつあらはに積もるみぞれかな |
28 | お涅槃のくすぐりっこの少女たち |
29 | 重ね着の中に女のはだかあり |
30 | こおろぎに黒い汁ためるばかりの細民 |
31 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
32 | サイネリア待つといふこときらきらす |
33 | 馬もまた歯より衰ふ雪へ雪 |
34 | かわかわと大きくゆるく寒鴉 |
35 | 馬酔木咲く丘は野となり丘となる |
36 | かかる世の月孤つ空わたりゆく |
37 | 凩や海に夕日を吹き落す |
38 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
39 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
40 | 痩馬のあはれ機嫌や秋高し |
41 | 山深み幽禽鳴いて水涸るる |
42 | 鉛筆の遺書ならば忘れ易からむ |
43 | ひとつづつ玉子にシール終戦日 |
44 | 凪ぎわたる地はうす眼して冬に入る |
45 | 裸子がわれの裸をよろこべり |
46 | 利根流域美女群浴に出会う |
47 | あをあをとこの世の雨のははきぐさ |
48 | 蒼みつつしづくする雪妻還る |
49 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
50 | 春や昔十五万石の城下哉 |
2024年9月25日 03時24分更新(随時更新中)