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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2008年11月8日のデイリーキーワードランキング

1

曼珠沙華あつけらかんと道の端
2

ゆく雁やふたたび声すはろけくも
3

老鶯朝から気前よく鳴く生きめやも
4

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
5

立冬のことに草木のかがやける
6

蟻地獄のぞきて揺れしもの乳房
7

秋風やとある女の或る運命
8

かまくらへゆつくりいそぐ虚子忌かな
9

早乙女の股間もみどり透きとほる
10

鷹とんで朝海無数の針流れる
11

汗にまみれてしずけさにつまづきぬ
12

ラグビーの頬傷ほてる海見ては
13

汗と涙こも?黄黄こぼし合掌す
14

秋風の吹きぬけて行く四畳半
15

秋風や殺すにたらぬ人ひとり
16

秋風の山を越えゆく蝶一つ
17

足踏の好きな仔馬でありにけり
18

暗闇の下山くちびるをぶ厚くし
19

秋風の吹きくる方に帰るなり
20

あしおとの花のさかりへまぎれこむ
21

欠伸して伸びして猫と冬ごもり
22

葦折れず氷面解けがたし父祖の野は
23

ああ小春我等涎し涙して
24

明日は/胸に咲く/血の華の/よひどれし/蕾かな
25

秋風やかかと大きく戦後の主婦
26

終戦の夜汽車愛と死立ちて読む
27

朝寒ぢや夜寒ぢや春はくるるのぢや
28

明日は明日海鞘食つて女組み伏せむ
29

秋風に突き当りけり首だせば
30

悪女たらむ氷ことごとく割り歩む
31

小雪降るむかしよこはまふらんねる
32

彼の世は親し風鈴がひとつ鳴り
33

寂しくて道のつながる年のくれ
34

秋風や屠られに行く牛の尻
35

朝から現代国語水鳥自由
36

かまきりの顎がはづれて泣きをりぬ
37

豚どもは言葉あるごと冬日押す
38

秋風の下にゐるのはほろほろ鳥
39

銃さげし少年匂ふ冬の磯
40

悪友や遠くで鳴らすラムネの玉
41

秋風をきくみほとけのくすりゆび
42

悪評や垂れて冬着の前開き
43

握手の痛みその恩恵を暖爐に癒やす
44

やり羽子や油のやうな京言葉
45

朝草刈る墓石よりも光る草を
46

市中や苗代時の鯰売
47

秋谷の戸ごとに怒鳴り酔つぱらい
48

遠山へ喪服を垂らす花の昼
49

夏の海水兵ひとり紛失す
50

朝発つ牝牛に異音流れる霰の丘


2024年9月25日 02時06分更新(随時更新中)
 

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