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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2017年10月5日のデイリーキーワードランキング

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せきをしてもひとり
2

鰯雲人に告ぐべきことならず
3

海に出て木枯帰るところなし
4

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
5

いなびかり北よりすれば北を見る
6

冬菊のまとふはおのがひかりのみ
7

雲の峰いくつ崩れて月の山
8

光る時光は波に花芒
9

どの子にも涼しく風の吹く日かな
10

万緑の中や吾子の歯生え初むる
11

鶏頭の十四五本もありぬべし
12

うしろ姿の時雨てゆくか
13

芋の露連山影を正しうす
14

桐一葉日当りながら落ちにけり
15

初富士にかくすべき身もなかりけり
16

蝶々のもの食ふ音の静かさよ
17

千の手の一つを真似る月明かり
18

牡丹百二百三百門一つ
19

金剛の露ひとつぶや石の上
20

バスを待ち大路の春をうたがはず
21

夜桜やひとつ筵に恋敵
22

名残雪一片一人ひとりかな
23

薄氷の吹かれて端の重なれる
24

葡萄食ふ一語一語の如くにて
25

萬緑の中や吾子の歯生え初むる
26

八月や六日九日十五日
27

しんしんと肺碧きまで海の旅
28

戦争と畳の上の団扇かな
29

かたつむり甲斐も信濃も雨のなか
30

白牡丹といふといへども紅ほのか
31

赤い椿白い椿と落ちにけり
32

春雷や胸の上なる夜の厚み
33

をりとりてはらりとおもきすすきかな
34

まなうらに薄き玻璃ある二月かな
35

立山は青し梢の囮籠
36

おおかみに蛍が一つ付いていた
37

くろがねの秋の風鈴鳴りにけり
38

がんばるわなんて言うなよ草の花
39

高々と蝶こゆる谷の深さかな
40

栗飯を子が食ひ散らす散らさせよ
41

古池や蛙飛びこむ水の音
42

敗北の美しい冬の空がある
43

大阪の煙おそろし和布売
44

烏渡り月渡る谷人老いたり
45

少年の夢それぞれの草矢かな
46

白糸の滝の乱れや神の留守
47

あかつきは孤高の時刻蓮の花
48

熟柿すずなり満たされている不安
49

蛇に石ぶつけおのれがぐしやぐしやに
50

秋立つや川瀬にまじる風の音


2024年9月22日 03時19分更新(随時更新中)
 

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