現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年8月29日のデイリーキーワードランキング
1 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
2 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
3 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
4 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
5 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
6 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
7 | せきをしてもひとり |
8 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
9 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
10 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
11 | 梨むくや甘き雫の刃を垂るる |
12 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
13 | 秋立つや川瀬にまじる風の音 |
14 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
15 | 叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉 |
16 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
17 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
18 | 底冷えのレンガ倉庫にオルゴール |
19 | 星空へ店より林檎あふれをり |
20 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
21 | 結界は身の内にあり珊瑚の実 |
22 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
23 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
24 | ここまでと踵返せり大花野 |
25 | 雲水の行方と思ふ霜柱 |
26 | 波音に鉄道草の月日あり |
27 | 寒波来るばりばり破く包装紙 |
28 | 蜩の声たたみ込む朱印帳 |
29 | 青天や白き五弁の梨の花 |
30 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
31 | 病めるときも富めるときも萍 |
32 | さくら実にもう誰のでもない羽毛 |
33 | 八月や六日九日十五日 |
34 | 蔓踏んで一山の露動きけり |
35 | たんぽぽや一天玉の如くなり |
36 | 沈黙も言葉のひとつ青りんご |
37 | 芒野に心も身をも委ねたし |
38 | 鴨群るるさみしき鴨をまた加へ |
39 | つまずくに丁度いい石彼岸花 |
40 | 小春日や石を噛み居る赤蜻蛉 |
41 | 船の名の月に読まるる港かな |
42 | 六月の氷菓一盞の別れかな |
43 | 夏の河赤き鉄鎖のはし浸る |
44 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
45 | 体育祭雲押し上げる熱気あり |
46 | ああ暗い煮詰まっているぎゅうとねぎ |
47 | 金亀子 擲つ闇の 深さかな |
48 | 月光ほろほろ風鈴に戯れ |
49 | ドラマ見つ栗剥く用意整いぬ |
50 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
2024年9月24日 02時49分更新(随時更新中)