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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2016年10月19日のデイリーキーワードランキング

1

しぐるるや死なないでゐる
2

一月の川一月の谷の中
3

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
4

万緑の中や吾子の歯生え初むる
5

水枕ガバリと寒い海がある
6

秋の夜や紅茶をくぐる銀の匙
7

来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり
8

水の色は水色だから秋明菊
9

大空に羽子の白妙とどまれり
10

蟇ないて唐招提寺春いづこ
11

とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな
12

せきをしてもひとり
13

かいつぶり今日のことだけ考へる
14

をりとりてはらりとおもきすすきかな
15

元日や手を洗ひをる夕ごころ
16

喜寿傘寿まだまだ若き竹の春
17

猪垣の丹波の闇を閉ざしけり
18

青蛙おのれもペンキぬりたてか
19

ひとをそしる心をすて豆の皮むく
20

大紅葉燃え上がらんとしつつあり
21

柿もぐや殊にもろ手の山落暉
22

冬菊のまとふはおのがひかりのみ
23

オムレツの腰がきまらぬ涅槃西風
24

水洟や押して事なき盲判
25

稲滓火の見守る田の神水の神
26

竹の葉騒は冴ゆる眼鏡に數知れず
27

方丈の大庇より春の蝶
28

バスを待ち大路の春をうたがはず
29

月光ほろほろ風鈴に戯れ
30

いつか星ぞら屈葬の他は許されず
31

夕焼けて西の十万億土透く
32

秋風の山を越えゆく蝶一つ
33

雁の声のしばらく空に満ち
34

この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉
35

虚も実も沙羅ひらく刻不動なり
36

ふりむかぬ大勢に射す春の日矢
37

火山寧らぐ鼓笛びんびん麓を衝ち
38

ものの種にぎればいのちひしめける
39

夏の暮れとは清盛のものならむ
40

玉の如き小春日和を授かりし
41

秋爽や赦すと口にしただけで
42

本読めば本の中より虫の声
43

一日は一生であり酔芙蓉
44

冬銀河アロマオイルを滴らす
45

鰻の日なりし見知らぬ出前持
46

還暦をすぎ春風のよく見える
47

初暦知らぬ月日は美しく
48

案山子翁あち見こち見や芋嵐
49

しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上
50

灯油売りが来る童謡を風に乘せ


2024年9月22日 04時42分更新(随時更新中)
 

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