現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年11月20日のデイリーキーワードランキング
1 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | せきをしてもひとり |
4 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
5 | 水枕ガバリと寒い海がある |
6 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
7 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
8 | 飛行機雲空かけ上る枯野に春 |
9 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
10 | 癌病めばものみな遠し桐の花 |
11 | 春浅き麒麟の空の飛行雲 |
12 | 神の留守ボジョレーヌーボーとさつまあげ |
13 | ものの種にぎればいのちひしめける |
14 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
15 | 立山のかぶさる町や水を打つ |
16 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
17 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
18 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
19 | わが姿如何にや鷲の瞳の中に |
20 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
21 | 庭いじり冬眠の虫揺り起こす |
22 | 高嶺星蚕飼の村は寝しづまり |
23 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
24 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
25 | 水温み棒となりたる母の五指 |
26 | 向日葵おごるとき拳白かりき |
27 | 雉子の眸のかうかうとして売られけり |
28 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
29 | 初富士の大きかりける汀かな |
30 | 夕立に蔵の醤油が匂います |
31 | 勾玉の中に醒めたる秋の雨 |
32 | 漬物桶に塩ふれと母は産んだか |
33 | み仏に美しきかな冬の塵 |
34 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
35 | 湾曲し火傷し爆心地のマラソン |
36 | 湯冷めかな折鶴の滞空かな |
37 | 冬深みゆくほど旨き底魚 |
38 | 柊の花一本の香りかな |
39 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
40 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
41 | 柿もぐや殊にもろ手の山落暉 |
42 | 小雪降るむかしよこはまふらんねる |
43 | 山国の蝶を荒しと思はずや |
44 | 乳母車夏の怒濤によこむきに |
45 | まつすぐな道でさみしい |
46 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
47 | 高浪をうしろにしたり暦売 |
48 | 朝顔の紺のかなたの月日かな |
49 | 別るるや夢一筋の天の川 |
50 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
2024年9月24日 23時53分更新(随時更新中)