現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年10月22日のデイリーキーワードランキング
1 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
2 | 耳遠くなり春富士の親しさよ |
3 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
4 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
5 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
6 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
7 | 千の手の一つを真似る月明かり |
8 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
9 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
10 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
11 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
12 | いなびかり北よりすれば北を見る |
13 | 地と水と家ずたずたに捨て田枯る |
14 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
15 | せきをしてもひとり |
16 | 土手を外れ枯野の犬となりゆけり |
17 | ねんねこの子に吊革のよく揺れる |
18 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
19 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
20 | 根の国に萌えるはこべや箱枕 |
21 | 宝船皺寄つてゐる目覚めかな |
22 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
23 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
24 | 黒猫の子のぞろぞろと月夜かな |
25 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
26 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
27 | しづかなる力満ちゆきばつたとぶ |
28 | 冬深し巨船ひたすら南溟へ |
29 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
30 | 狐火の出てゐる宿の女かな |
31 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
32 | 稲刈のはじまつてゐる沖の女郎 |
33 | 闇引きて烏賊釣船の出港す |
34 | 星空へ店より林檎あふれをり |
35 | リハビリの妻活き活きと夕燒す |
36 | 鶴舞ふや日は金色の雲を得て |
37 | アディオス!この暁闇の花時計 |
38 | 万物の一塵として年迎ふ |
39 | 鶏頭のやうな手をあげ死んでゆけり |
40 | 越の香を抱き白鳥の北帰行 |
41 | ねんねこから片手でてゐる冬霞 |
42 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
43 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
44 | 苗代の水を平らにして眠る |
45 | 水の色は水色だから秋明菊 |
46 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
47 | 腸に春滴るや粥の味 |
48 | 鴬や前山いよよ雨の中 |
49 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
50 | 行過ぎて電車止まりぬ兜子の忌 |
2024年9月24日 04時33分更新(随時更新中)