現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年10月6日のデイリーキーワードランキング
1 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
4 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
5 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
6 | とどまれば熱き躰や芋嵐 |
7 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
8 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
9 | 秋晴の運動会をしてゐるよ |
10 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
11 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
12 | ちゃんまいろとは魁の土地言葉 |
13 | 挨拶するにはまぶしい速度見えぬ凶器 |
14 | いなびかり北よりすれば北を見る |
15 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
16 | 殺生の水きらきらと下り簗 |
17 | 母と寝る一夜豊かに虫の声 |
18 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
19 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
20 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
21 | 鮎ならぬものも混じりて下り簗 |
22 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
23 | お数珠袋にどんぐり一つ忌を修す |
24 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
25 | 分け入つても分け入つても青い山 |
26 | 星空へ店より林檎あふれをり |
27 | 宵闇の末の松山より少年 |
28 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
29 | 一の橋二の橋ほたるふぶきけり |
30 | あの頃は道草ばかり揚雲雀 |
31 | 落葉焚きゐてさざなみを感じをり |
32 | ピストルがプールの硬き面にひびき |
33 | 痩馬のあはれ機嫌や秋高し |
34 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
35 | 暗闇の眼玉濡らさず泳ぐなり |
36 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
37 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
38 | 言い遺すこと月光に富む大地 |
39 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
40 | 一切を入れて風船葛かな |
41 | 秋立つや川瀬にまじる風の音 |
42 | 渡り鳥みるみるわれの小さくなり |
43 | 秋耕の畝が入りくる家の中 |
44 | 昨日今日明日赤々と実玫瑰 |
45 | 転生の僧都鹿ケ谷南瓜とは |
46 | 青鷺の翔るつばさに水の色 |
47 | 宝船皺寄つてゐる目覚めかな |
48 | 秋空を二つに断てり椎大樹 |
49 | おちついて死ねそうな草萌ゆる |
50 | 着飾って貧しさを言う一葉忌 |
2024年9月20日 05時38分更新(随時更新中)