現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年9月28日のデイリーキーワードランキング
1 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
2 | 手のかかる女がわたる枯野かな |
3 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
4 | 水枕ガバリと寒い海がある |
5 | いなびかり北よりすれば北を見る |
6 | 水の色は水色だから秋明菊 |
7 | せきをしてもひとり |
8 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
9 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
10 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
11 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
12 | 鶴舞ふや日は金色の雲を得て |
13 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
14 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
15 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
16 | 少年のつむじをなぞる夏休み |
17 | 重ね着の中に女のはだかあり |
18 | 曼珠沙華散るや赤きに耐へかねて |
19 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
20 | 星空へ店より林檎あふれをり |
21 | 自己顕示やたらに強し金木犀 |
22 | 涼風の一塊として男来る |
23 | ものの種にぎればいのちひしめける |
24 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
25 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
26 | 牡丹百二百三百門一つ |
27 | 梨むくや甘き雫の刃を垂るる |
28 | 桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな |
29 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
30 | 忘年や身ほとりのものすべて塵 |
31 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
32 | 安土桃山遅れて桜紅葉かな |
33 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
34 | 言い遺すこと月光に富む大地 |
35 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
36 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
37 | 秋の暮大魚の骨を海が引く |
38 | 初雀送電線の高さから |
39 | きみ嫁けり遠き一つの訃に似たり |
40 | 手に受けし初雪すぐに消えにけり |
41 | 新社員なりコンパスを油研 |
42 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
43 | 秋空を二つに断てり椎大樹 |
44 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
45 | 団塊の世代の下で冷えてをり |
46 | 噴水にひろごりやまず鰯雲 |
47 | でんでらの夏野の草か爺やばば |
48 | 秋の墓昼辨当を使ひけり |
49 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
50 | 光から生まれてきたり露の玉 |
2024年9月21日 10時59分更新(随時更新中)