現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年9月24日のデイリーキーワードランキング
1 | もの置けばそこに生れぬ秋の蔭 |
2 | 星空へ店より林檎あふれをり |
3 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
4 | 牡丹百二百三百門一つ |
5 | 六月の氷菓一盞の別れかな |
6 | いなびかり北よりすれば北を見る |
7 | せきをしてもひとり |
8 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
9 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
10 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
11 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
12 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
13 | 墓のうらに廻る |
14 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
15 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
16 | 秋晴の運動会をしてゐるよ |
17 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
18 | 口むすぶ鯉みて帰る秋彼岸 |
19 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
20 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
21 | 金亀子 擲つ闇の 深さかな |
22 | 単線の客少くて稲架日和 |
23 | 傾きて立ちたる駅や稲架日和 |
24 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
25 | 桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな |
26 | 螻蛄鳴く夜蚯蚓鳴く夜の命かな |
27 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
28 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
29 | 自己顕示やたらに強し金木犀 |
30 | 跳箱の突手一瞬冬が来る |
31 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
32 | エイサーやみぞおちまでも怒濤して |
33 | この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 |
34 | 行進が昭和のふりする体育祭 |
35 | 瀧壺に瀧活けるてある眺めかな |
36 | 稲刈りの昼餉銀行員が来る |
37 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
38 | 母と寝る一夜豊かに虫の声 |
39 | 目覚めれば此処が境界彼岸花 |
40 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
41 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
42 | 稲架一列きょうは天覧日和です |
43 | 体育祭雲押し上げる熱気あり |
44 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
45 | 藤の花長うして雨ふらんとす |
46 | 彼一語我一語秋深みかも |
47 | 紅葉散る地蔵ひたすら真顔なり |
48 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
49 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
50 | 唐黍に織子のうなじいきいきと |
2024年9月24日 10時03分更新(随時更新中)