現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年11月27日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 水枕ガバリと寒い海がある |
4 | 冬麗の微塵となりて去らんとす |
5 | 玉の如き小春日和を授かりし |
6 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
7 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
8 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
9 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
10 | 庭隅を彩る一本曼珠沙華 |
11 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
12 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
13 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
14 | 乳房渡すも命渡さず鵙高音 |
15 | 柊の花一本の香りかな |
16 | 箱庭の人に古りゆく月日かな |
17 | しぐるるや死なないでゐる |
18 | 呟きは言葉となれり師走風 |
19 | 木瓜咲くや漱石拙を守るべく |
20 | いなびかり北よりすれば北を見る |
21 | 白鳥といふ一巨花を水に置く |
22 | 大空に伸び傾ける冬木かな |
23 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
24 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
25 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
26 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
27 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
28 | 磨崖佛おほむらさきを放ちけり |
29 | 雪催ふ琴になる木となれぬ木と |
30 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
31 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
32 | 白菜も二男一女も佐久の貌 |
33 | 海に出て木枯帰るところなし |
34 | ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに |
35 | 芋の露連山影を正しうす |
36 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
37 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
38 | 初暦知らぬ月日は美しく |
39 | 音らしき音生む枯れし菊束ね |
40 | 燃えさかり筆太となる大文字 |
41 | 星空へ店より林檎あふれをり |
42 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
43 | かりそめの言葉灯れり蛍草 |
44 | 枯蘆原オリュウノオバを連れて来し |
45 | われにつきゐしサタン離れぬ曼珠沙華 |
46 | 秋落暉水平線のその先は |
47 | 冬晴れて立ち上がる物みな尖る |
48 | 凩や海に夕日を吹き落す |
49 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
50 | 大噴火秘め初富士の翳りなし |
2024年9月24日 01時02分更新(随時更新中)