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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2014年11月23日のデイリーキーワードランキング

1

せきをしてもひとり
2

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
3

しぐるるや死なないでゐる
4

ほととぎすあすはあの山こえて行かう
5

くちすへばほほづきありぬあはれあはれ
6

鰯雲人に告ぐべきことならず
7

時間から零れたままの水蜜桃
8

しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上
9

金剛の露ひとつぶや石の上
10

恋雀ねぎごと詰まる風化仏
11

ものの種にぎればいのちひしめける
12

小雪降るむかしよこはまふらんねる
13

青蛙おのれもペンキぬりたてか
14

降る雪や明治は遠くなりにけり
15

鰯雲この一族の大移動
16

喜寿傘寿まだまだ若き竹の春
17

いなびかり北よりすれば北を見る
18

さくらさくら空に別れを惜しむなり
19

着飾って貧しさを言う一葉忌
20

少年や六十年後の春の如し
21

あさまらのめでたき春となりにけり
22

寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃
23

鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉
24

玲瓏とわが町わたる冬至の日
25

生きること一と筋がよし寒椿
26

山桜雪嶺天に声もなし
27

どの子にも涼しく風の吹く日かな
28

山神の在すはいずこ樹氷輝る
29

縄とびの寒暮傷みし馬車通る
30

水枕ガバリと寒い海がある
31

赤い椿白い椿と落ちにけり
32

雨ふるふるふるさとははだしであるく
33

雪国に子を生んでこの深まなざし
34

蝶々のもの食ふ音の静かさよ
35

峰雲を積みあげてゆく歩荷かな
36

冬眠に少し間のありスニーカー
37

けむりめく衰え白梅まっさかり
38

転々と話す乙女や春隣り
39

行く我にとどまる汝に秋二つ
40

夕陽よび銀の風吹く芒原
41

柊の花一本の香りかな
42

玉砕もて戦記畢りぬしぐれ空
43

紙つまる勤労感謝の日のFAX
44

おのづからくづるる膝や餅やけば
45

ゆびさして寒星一つづつ生かす
46

磔像の全身春の光あり
47

分け入つても分け入つても青い山
48

星空へ店より林檎あふれをり
49

桐一葉日当りながら落ちにけり
50

をみならも涼しきときは遠を見る


2024年9月21日 05時24分更新(随時更新中)
 

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