現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年11月21日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
4 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
5 | 寄せ鍋や気になる人の箸に触れ |
6 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
7 | しぐるるや死なないでゐる |
8 | 白菜のみな尻向けて積まれたる |
9 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
10 | ごつたがえす雪靴雪下駄わが喪なり |
11 | 天井に日の斑ゆらめく針供養 |
12 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
13 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
14 | 校庭に藤の花あり同窓会 |
15 | 星空へ店より林檎あふれをり |
16 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
17 | ボジョレ・ヌーボー今夜は鍵を開けておく |
18 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
19 | 大沼も冬の構図や大賀蓮 |
20 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
21 | じゃんけんで負けて螢に生れたの |
22 | 朝靄の 剥がれた扉 高鳴る |
23 | 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな |
24 | 鰯雲こころの波の末消えて |
25 | 一隅の冬至かぼちゃに日が当る |
26 | 骨はかく崩るるならむ霜柱 |
27 | 思ひ寝の夜毎に添へり鉦叩 |
28 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
29 | 驚きの姿のままに鹿の脚 |
30 | 火の奥に牡丹崩るるさまを見つ |
31 | 小春凪沖へ睫毛を張る少女 |
32 | ぜんまいののの字ばかりの寂光土 |
33 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
34 | 門に佇ち焚火の群に近よらず |
35 | 熱湯の還流見ゆる冬ごもり |
36 | 楢林春禽微雨を愉しめる |
37 | 寒紅に口尖らせて初鏡 |
38 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
39 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
40 | 茅枯れてみづがき山は蒼天に入る |
41 | 喜怒哀楽せはし七曜葛湯吹く |
42 | 国栖人の面をこがす夜振かな |
43 | なにもかも人ごとにして葛湯吹く |
44 | 会うたびに無口になる父鯖を裂く |
45 | 鶏頭の 十四五本もありぬべし |
46 | 根つからの運命論者葛湯吹く |
47 | ねんねこの子に吊革のよく揺れる |
48 | 雪兎ゆゑなき頬のほてりかな |
49 | 手をあげて足をはこべば阿波踊 |
50 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
2024年9月20日 22時10分更新(随時更新中)