現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年11月18日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 水枕ガバリと寒い海がある |
4 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
5 | しぐるるや死なないでゐる |
6 | 凩や海に夕日を吹き落す |
7 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
8 | 玉の如き小春日和を授かりし |
9 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
10 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
11 | 八十の若輩虚子忌を孤酒に哭く |
12 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
13 | 寄せ鍋や気になる人の箸に触れ |
14 | 足の立つ嬉しさに萩の芽を検す |
15 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
16 | 雪兎ゆゑなき頬のほてりかな |
17 | ものの種にぎればいのちひしめける |
18 | 鞦韆や風をはらみてみな帰る |
19 | しづかなる力満ちゆきばつたとぶ |
20 | 冬服や辞令を祀る良教師 |
21 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
22 | 銀行員等朝より蛍光す烏賊のごとく |
23 | むさしのの空真青なる落葉かな |
24 | 初鴨を待ち受けている 雲母波 |
25 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
26 | 棚田みな刈田となりし峡日和 |
27 | 億年のなかの今生実南天 |
28 | 月光ほろほろ風鈴に戯れ |
29 | 水洟や鼻の先だけ暮れ残る |
30 | たまゆらの命惜しめと銀杏散る |
31 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
32 | 悪なれば色悪よけれ老の春 |
33 | 恋ふたつ レモンはうまく切れません |
34 | いなびかり北よりすれば北を見る |
35 | 宵寝して年越蕎麦に起こさるる |
36 | 望郷の夢見もあらむ浮寝鳥 |
37 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
38 | 山滴るいっぱい蒐めた鳥の切手 |
39 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
40 | 再びは生れ来ぬ世か冬銀河 |
41 | 舞う落葉いろんな家族のかたちして |
42 | 土手を外れ枯野の犬となりゆけり |
43 | 総身に枯葉匂わせ城めぐる |
44 | 恋ともちがふ紅葉の岸をともにして |
45 | 泣きやめて師へ奉る雪兎 |
46 | 草二本だけ生えてゐる時間 |
47 | てのひらに落花とまらぬ月夜かな |
48 | 息絶えし夏空を載せ俎板は |
49 | 長居して銀河で橋を見失う |
50 | 鰯雲この一族の大移動 |
2024年9月22日 07時22分更新(随時更新中)