現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年9月28日のデイリーキーワードランキング
1 | 朝市に垂れ目の土井たか子が来るぞ |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
4 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
5 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
6 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
7 | 星空へ店より林檎あふれをり |
8 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
9 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
10 | 一斉にもの食む春の夕まぐれ |
11 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
12 | いなびかり北よりすれば北を見る |
13 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
14 | 喜寿傘寿まだまだ若き竹の春 |
15 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
16 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
17 | 秋晴の運動会をしてゐるよ |
18 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
19 | 未知の日へいざなふ使者の雪蛍 |
20 | 水枕ガバリと寒い海がある |
21 | 七夕や広げて見入る青写真 |
22 | 運動会少女の腿の百聖し |
23 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
24 | 金木犀の音満ちてゆく夜明け |
25 | 桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな |
26 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
27 | 体育祭雲押し上げる熱気あり |
28 | しづかなる力満ちゆきばつたとぶ |
29 | 炎天の空美しや高野山 |
30 | 稲刈りの昼餉銀行員が来る |
31 | 菫程な小さき人に生れたし |
32 | しらぎくの夕影ふくみそめしかな |
33 | 白葱のひかりの棒をいま刻む |
34 | 入れものが無い両手で受ける |
35 | 新しいメガネの写す近未来 |
36 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
37 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
38 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
39 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
40 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
41 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
42 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
43 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
44 | あけびの実軽しつぶてとして重し |
45 | 空蝉のまなこに光ありにけり |
46 | 秋の象中原中也よりさびし |
47 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
48 | みづうみへこころ傾く葛の花 |
49 | 霜夜子は泣く父母よりはるかなるものを呼び |
50 | 自己顕示やたらに強し金木犀 |
2024年9月20日 16時15分更新(随時更新中)