現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年9月27日のデイリーキーワードランキング
1 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 未知の日へいざなふ使者の雪蛍 |
4 | 大ひまはり花壇の外に咲いてをり |
5 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
6 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
7 | 喜寿傘寿まだまだ若き竹の春 |
8 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
9 | われの星燃えてをるなり星月夜 |
10 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
11 | 星空へ店より林檎あふれをり |
12 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
13 | いなびかり北よりすれば北を見る |
14 | 水枕ガバリと寒い海がある |
15 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
16 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
17 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
18 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
19 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
20 | 金木犀の音満ちてゆく夜明け |
21 | 白地着て血のみを潔く子に遺す |
22 | 自己顕示やたらに強し金木犀 |
23 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
24 | 糸とんぼ翔つ瑠璃色の尾が光り |
25 | 七夕や広げて見入る青写真 |
26 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
27 | ちなみぬふ陶淵明の菊枕 |
28 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
29 | 喫泉に口あまやかす雪のなか |
30 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
31 | 夜の秋蹠拭けばこころ足る |
32 | 重ね着の中に女のはだかあり |
33 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
34 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
35 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
36 | あけびの実軽しつぶてとして重し |
37 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
38 | 茅花野のそよ風人を励ましむ |
39 | 咳をしても一人 |
40 | 子にみやげなき秋の夜の肩車 |
41 | 寂しからむと隣の桃の木を縛る |
42 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
43 | バロックに過ぎて日暮れの紋白蝶 |
44 | 谺して山ほととぎすほしいまゝ |
45 | きさらぎの鴉声まで黝くなり |
46 | 小春日や石を噛み居る赤蜻蛉 |
47 | 墓のうらに廻る |
48 | 朝湯こんこんあふれるまんなかのわたくし |
49 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
50 | 突然に砂丘が見える花の昼 |
2024年9月20日 08時31分更新(随時更新中)