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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2013年1月6日のデイリーキーワードランキング

1

きびきびと万物寒に入りにけり
2

とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな
3

去年今年貫く棒の如きもの
4

初夢や貰ひて困る城一つ
5

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
6

あをあをと空を残して蝶分れ
7

老いゆくを罪と思はず百日紅
8

大空に羽子の白妙とどまれり
9

春闘の出陣太鼓雲一つ
10

鯉のぼり吃音の唇あけしまま
11

歌留多とる皆美しく負けまじく
12

初夢のなかをわが身の遍路行
13

やんちゃめく団地サイズのこいのぼり
14

書初めやをさなおぼえの万葉集
15

大濤にをどり現れ初日の出
16

痰一斗糸瓜の水も間に合はず
17

風花の通りし北の空の青
18

初暦知らぬ月日は美しく
19

降る雪や明治は遠くなりにけり
20

地続きに落日もあり韮雑炊
21

闘鶏の眼つぶれて飼はれけり
22

草山に馬放ちけり秋の空
23

山国の蝶を荒しと思はずや
24

初詣響く太鼓の音清か
25

餅も好き酒もすきなりけさの春
26

磨崖佛おほむらさきを放ちけり
27

新玉の雫のごとく城ケ島
28

溢れ差す朝の目薬寒の入り
29

桜散るあなたも河馬になりなさい
30

初孫の生まれるニュース雲の峰
31

女坂箱根駅伝男坂
32

水枕ガバリと寒い海がある
33

あぢさゐの雨に女をたづねけり
34

いくたびも雪の深さを尋ねけり
35

蔦枯れて一身がんじがらみなり
36

太郎月の太朗のお年玉いちふらん
37

松の芯みていつまでも畳の上
38

よろこべばしきりに落つる木の実かな
39

水の地球すこしはなれて春の月
40

うごけば、寒い
41

海に出て木枯帰るところなし
42

俳句など書いてつまらぬ賀状来る
43

大寒と敵のごとく対ひたり
44

ひとり言聞く人のゐし松の内
45

風立ちて月光の坂ひらひらす
46

実存とは破魔矢を握りしむことか
47

ふりむかぬ大勢に射す春の日矢
48

螢籠昏ければ揺り炎えたたす
49

お遍路が一列に行く虹の中
50

葭切のをちの鋭声や朝ぐもり


2024年9月23日 01時43分更新(随時更新中)
 

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