現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2012年1月6日のデイリーキーワードランキング
1 | 吾こそはオオルリアゲハ信濃の子 |
2 | 去年今年貫く棒の如きもの |
3 | 初暦知らぬ月日は美しく |
4 | きびきびと万物寒に入りにけり |
5 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
6 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
7 | 初詣響く太鼓の音清か |
8 | 溢れ差す朝の目薬寒の入り |
9 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
10 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
11 | ひとり言聞く人のゐし松の内 |
12 | 小寒や佛飯高く盛つてゐる |
13 | 白葱のひかりの棒をいま刻む |
14 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
15 | 寒星や神の算盤ただひそか |
16 | 芋の露連山影を正しうす |
17 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
18 | 梅二月ひかりは風とともにあり |
19 | 蛇衣を脱ぐ身の長さかこちつつ |
20 | 雪形の代馬夜毎沢下る |
21 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
22 | 雪残る頂き一つ国境 |
23 | 月光ほろほろ風鈴に戯れ |
24 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
25 | 曼珠沙華かなしみは縦横無尽 |
26 | 凩の果はありけり海の音 |
27 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
28 | 蕗の薹見つけし今日はこれでよし |
29 | ひかり野へ君なら蝶に乗れるだろう |
30 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
31 | 女坂箱根駅伝男坂 |
32 | 東京がじつとしてゐる初景色 |
33 | 竜天に昇る暁雲輝やかし |
34 | 蛇衣を脱ぐ半熟という脆さ |
35 | 姉の身に地割れ及びて水仙花 |
36 | 雪原や郡鳥影を滑らせる |
37 | 地に低く幸せありと福寿草 |
38 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
39 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
40 | みちのくの伊達の郡の春田かな |
41 | 蜘蛛に生れ網をかけねばならぬかな |
42 | 椿林拔ければ青き海拡がる |
43 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
44 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
45 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
46 | 愛憎や卓上に吹く虎落笛 |
47 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
48 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
49 | 太陽は毛深いものか桃熟れる |
50 | ものの種にぎればいのちひしめける |
2024年9月22日 04時45分更新(随時更新中)