現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2011年1月11日のデイリーキーワードランキング
1 | 祈るべき天とおもえど天の病む |
2 | 遠き日の男根なぶる葉月潮 |
3 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
4 | 業俳の田舎まはりや走馬燈 |
5 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
6 | 我を見て舌を出したる大蜥蜴 |
7 | あるけばかつこういそげばかつこう |
8 | この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 |
9 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
10 | 蝉時雨子は擔送車に追ひつけず |
11 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
12 | 去年今年貫く棒の如きもの |
13 | 垂れ髪に雪をちりばめ卒業す |
14 | 成人式終りし大き雪片よ |
15 | 蝉時雨子は担送車に追ひつけず |
16 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
17 | 声とほる鏡開きや春隣 |
18 | 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな |
19 | 月光ほろほろ風鈴に戯れ |
20 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
21 | この道しかない春の雪ふる |
22 | 空は太初の青さ妻より林檎うく |
23 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
24 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
25 | ゆきふるといひしばかりの人しづか |
26 | 軍隊の近づく音や秋風裡 |
27 | 向日葵の空かがやけり波の群 |
28 | 菜の花や小学校の昼餉時 |
29 | ひたひたと寒九の水や廚甕 |
30 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
31 | パンにバタたつぷりつけて春惜む |
32 | 春や昔十五万石の城下哉 |
33 | 母と子がそろいのリュック*蝉しぐれ |
34 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
35 | 豆まきの豆もてあます齢かな |
36 | われら永く悪友たりき春火鉢 |
37 | 字のきれいな青年とゐて初句会 |
38 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
39 | 親展の状燃え上る火鉢哉 |
40 | 獅子舞は入日の富士に手をかざす |
41 | 引いてやる子の手のぬくき朧かな |
42 | 金亀子 擲つ闇の 深さかな |
43 | 兄以上恋人未満掻氷 |
44 | 御本尊阿弥陀露座仏花あかり |
45 | 一切の行蔵寒にある思ひ |
46 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
47 | をととひのへちまの水も取らざりき |
48 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
49 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
50 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
2024年9月23日 15時27分更新(随時更新中)