現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2009年9月15日のデイリーキーワードランキング
1 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
2 | 山越える山のかたちの夏帽子 |
3 | 六月を奇麗な風の吹くことよ |
4 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
5 | 草木より人翻る雁渡し |
6 | 少年兵追ひつめられてパンツ脱ぐ |
7 | 桜貝大和島根のあるかぎり |
8 | 痩馬のあはれ機嫌や秋高し |
9 | 山越える 山のかたちの 夏帽子 |
10 | こんなよい月を一人で見て寝る |
11 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
12 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
13 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
14 | イエスよりマリアは若し草の絮 |
15 | 老犬のゆく道きまり薄紅葉 |
16 | 曼珠沙華どれも腹出し秩父の子 |
17 | 陽へ病む |
18 | 鰯雲人を死なせてしまいけり |
19 | 初日さす松はむさし野にのこる松 |
20 | あきかぜのふきぬけゆくや人の中 |
21 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
22 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
23 | 蜩や奥の青嶺にうちひびく |
24 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
25 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
26 | 異質のごと新しき松かさ草に正坐 |
27 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
28 | 遠くまで行く秋風とすこし行く |
29 | 釣瓶落しといへど光芒しづかなり |
30 | 身を削がれゆく鮟鱇の眼ありけり |
31 | 地の涯に倖せありと来しが雪 |
32 | 国栖人の面をこがす夜振かな |
33 | 磨崖仏みぞれと少女白く過ぐ |
34 | 灰色の象のかたちを見にゆかん |
35 | 夏の海水兵ひとり紛失す |
36 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
37 | 暗りをともなひ上る居待月 |
38 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
39 | ねむれねば頭中に数ふ冬の滝 |
40 | 愛されずして沖遠く泳ぐなり |
41 | 冬蜂の死に所なく歩きけり |
42 | かろき子は月にあづけむ肩車 |
43 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
44 | きよお!と喚いてこの汽車はゆく新緑の夜中 |
45 | 街灯は夜霧にぬれるためにある |
46 | 老婆過ぎ風のむらがる竹煮草 |
47 | ひとりごちひとり荒べる鮟鱇鍋 |
48 | 清冽に杉たちならぶ血のながれ |
49 | 馬酔木より低き門なり浄瑠璃寺 |
50 | せつせつと眼まで濡らして髪洗ふ |
2024年9月24日 14時06分更新(随時更新中)