現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2012年7月30日のデイリーキーワードランキング
1 | 蝉しぐれ八月尽の蝉しぐれ |
2 | 組体操立ち上がりたり野分晴 |
3 | 叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉 |
4 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
5 | 探梅や遠き昔の汽車にのり |
6 | 風鈴のひとり言きく 夕茜 |
7 | いなびかり北よりすれば北を見る |
8 | 窺いて白球を打つ葬後の空 |
9 | 文脈に繋がりてくる*蝉しぐれ |
10 | カンナ咲く遥かな海を照らしつつ |
11 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
12 | 暑中見舞の言葉がうれし昼の星 |
13 | 念力のゆるめば死ぬる大暑かな |
14 | 天につながる梯子雪ふる奥に見ゆ |
15 | 山又山山桜又山桜 |
16 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
17 | 熱帯夜思ひの丈に及ばざり |
18 | 尿ひらきとぶやぶいりの青年経 |
19 | 海に出て木枯帰るところなし |
20 | 蔓踏んで一山の露動きけり |
21 | バビロンに生きて糞ころがしは押す |
22 | 大賢は大愚に似たり生身魂 |
23 | 大地いましづかに揺れよ油蝉 |
24 | 翡翠の影こんこんと遡り |
25 | 雪虫に触れ昴りは少女のまま |
26 | 霧の中より森番現るる |
27 | ときめきをたかぶらせてる桜の芽 |
28 | 片陰が消しゆく午後の交差点 |
29 | どこまでも水田日本は水の国 |
30 | 老鶯朝から気前よく鳴く生きめやも |
31 | イカロスの落命想ふ炎暑かな |
32 | 下北の首のあたりの炎暑かな |
33 | 片陰に音つぶされし紙袋 |
34 | 夏芝居鬼火あやつる人せわし |
35 | 夏帽子シャイな男の怒肩 |
36 | 夏草や万博の塔ひとり立つ |
37 | 蝉時雨般若心経くりかへす |
38 | 水枕ガバリと寒い海がある |
39 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
40 | 鞦韆は漕ぐべし愛は奪うべし |
41 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
42 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
43 | 旗立てて高く茶店あり夏の山 |
44 | 炭はねて眉根を打ちぬ鮟鱇鍋 |
45 | 結の衆にけとばし鍋の煮ゆるなり |
46 | 濃淡の退屈色に四葩咲く |
47 | 臘梅の一枝やけふの句座待ちぬ |
48 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
49 | 西瓜切るあれこれ独りになりて切る |
50 | 篁に一水まぎる秋燕 |
2024年5月15日 03時13分更新(随時更新中)