現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年2月22日のデイリーキーワードランキング
1 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
4 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
5 | 短夜や乳ぜり啼く児を須可捨焉乎 |
6 | ひこばゆる木の名を知らず親不孝 |
7 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
8 | 土手を外れ枯野の犬となりゆけり |
9 | ゆく春や海恋ふものは海で死ね |
10 | たましひのたとへば秋のほたる哉 |
11 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
12 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
13 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
14 | 日々重く声も大きく梅ふふむ |
15 | 叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉 |
16 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
17 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
18 | 木の根明く胎児はなにを見てをるや |
19 | 芋の露連山影を正しうす |
20 | どうでもよいことには触れず野水仙 |
21 | 葡萄食ふ一語一語の如くにて |
22 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
23 | 高嶺星蚕飼の村は寝しづまり |
24 | 水甕の真闇に一灯初蛍 |
25 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
26 | 秋立つや川瀬にまじる風の音 |
27 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
28 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
29 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
30 | 満天の星に旅ゆくマストあり |
31 | 海光の岬に香の満つ野水仙 |
32 | 海に出て木枯帰るところなし |
33 | 入学の吾子人前に押し出だす |
34 | 知らいでか寅の一刻蚯蚓鳴く |
35 | 見覚えの鴉大声花の昼 |
36 | 分け入つても分け入つても青い山 |
37 | 老境の静謐といふ梅日和 |
38 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
39 | 闘鶏の眼つぶれて飼はれけり |
40 | 転勤の知らせ四つ葉のクローバー |
41 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
42 | 村の灯のこぼれて深し虫の闇 |
43 | 牡丹百二百三百門一つ |
44 | 墜ちてゆく 燃ゆる冬日を股挟み |
45 | 春曙何すべくして目覚めけむ |
46 | けぶる母郷いくたび芹の匂いたつ |
47 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
48 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
49 | 苗代泥膝頭まで女かな |
50 | 少年は兎飼ふべし春の月 |
2024年4月26日 21時07分更新(随時更新中)