現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2016年1月18日のデイリーキーワードランキング
1 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
2 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
3 | 渡り鳥みるみるわれの小さくなり |
4 | 少年の見遣るは少女鳥雲に |
5 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
6 | そこだけに日暮れ来てをり海鼠桶 |
7 | せきをしてもひとり |
8 | 初富士にかくすべき身もなかりけり |
9 | 枯れゆけばおのれ光りぬ枯木みな |
10 | 機関車の切り離されて雪しまく |
11 | 空といふ自由鶴舞ひやまざるは |
12 | 帰るのはそこ晩秋の大きな木 |
13 | 立冬のことに草木のかがやける |
14 | 天山の夕空も見ず鷹老いぬ |
15 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
16 | 桜散るあなたも河馬になりなさい |
17 | 逢うために母は銀河の駅に佇つ |
18 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
19 | 引いてやる子の手のぬくき朧かな |
20 | ともかくもワインで乾杯女正月 |
21 | 爆発や太郎と愛のどんど焼き |
22 | 肛門を見せて鮟鱇ならびけり |
23 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
24 | 漬物桶に塩ふれと母は産んだか |
25 | 白の秋シモオヌ・シモンと病む少女 |
26 | 一対か一対一か枯野人 |
27 | 寒鴉歩けば動く景色かな |
28 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
29 | 夏嶽や雲も奢りの空の貌 |
30 | 初霜や秋霜烈日緩びしも |
31 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
32 | じゃんけんで負けて螢に生れたの |
33 | 畦青むア行はみんな優しい字 |
34 | 雪降れり時間の束の降るごとく |
35 | 福寿草家族のごとくかたまれり |
36 | 水枕ガバリと寒い海がある |
37 | 雪暗の産湯の匂い背後より |
38 | 籘寝椅子灯りて暮れぬ海がある |
39 | 大寒の埃の如く人死ぬる |
40 | 冬落暉檻のけものら声挙げて |
41 | ジーパンの尻のポケット初山河 |
42 | 雪の日の浴身一指一趾愛し |
43 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
44 | 乙鳥はまぶしき鳥となりにけり |
45 | 運命は笑ひ待ちをり卒業す |
46 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
47 | 寒木瓜の刺の鋭き女坂 |
48 | 霜とけ島光る |
49 | 雪と車共に衝突音を持つ |
50 | 雪解ける越後の山をさらけ出し |
2024年4月27日 00時30分更新(随時更新中)