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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2015年5月13日のデイリーキーワードランキング

1

せきをしてもひとり
2

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
3

春風や闘志いだきて丘に立つ
4

寂しくて道のつながる年のくれ
5

囀をこぼさじと抱く大樹かな
6

赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり
7

外にも出よ触るるばかりに春の月
8

水の地球すこしはなれて春の月
9

たんぽぽや日はいつまでも大空に
10

月光ほろほろ風鈴に戯れ
11

青蛙おのれもペンキぬりたてか
12

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
13

女身仏に春剥落のつづきをり
14

へうへうとして水を味はふ
15

金粉をこぼして火蛾やすさまじき
16

飽きるほど海を見てきて柏餅
17

瓜苗やたたみてうすきかたみわけ
18

おそるべき君等の乳房夏来る
19

冬菊のまとふはおのがひかりのみ
20

九十九里浜に白靴提げて立つ
21

清明や街道の松高く立つ
22

鮎かかり来しよろこびを押しかくす
23

匙なめて童たのしも夏氷
24

うまそうなあさのおひさまいねのはな
25

ちるさくら海あをければ海へちる
26

ものぐさの句作卯の花腐しかな
27

麦秋の中なるが悲し聖廃虚
28

ああいへばかういう兜太そぞろ寒
29

麦刈りは終り海って広いなあ
30

初燕そらの鏡を割ってくる
31

語らいは遠き日のこと母子草
32

自画像をふせたるままに新樹光
33

小春日や石を噛み居る赤蜻蛉
34

生命とは生き継ぐものぞ寒牡丹
35

蜉蝣の陽に透くままに交はりぬ
36

曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ
37

大赤城入道雲の中に立つ
38

飛花落花命ひらひらしていたる
39

卯の花腐し寢嵩うすれてゆくばかり
40

栴檀の花の下にて語り合う
41

桜貝長き翼の海の星
42

万緑の中や吾子の歯生え初むる
43

しづかなるいちにちなりし障子かな
44

啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々
45

ひく波の跡美しや桜貝
46

人生の構図決まらず秋灯下
47

昨日まで卯の花くだし鞍馬川
48

こんなよい月を一人で見て寝る
49

麦飯のところどころでよいとまけ
50

いなびかり北よりすれば北を見る


2024年4月27日 07時25分更新(随時更新中)
 

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