現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年7月16日のデイリーキーワードランキング
1 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
2 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
3 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
4 | いなびかり北よりすれば北を見る |
5 | せきをしてもひとり |
6 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
7 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
8 | 目つむりていても吾を統ぶ五月の鷹 |
9 | 派遣切り鉢売りされる青鬼灯 |
10 | 忘却は宝の小箱青鬼灯 |
11 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
12 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
13 | 暗黒や 関東平野に 火事一つ |
14 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
15 | 海とどまりわれら流れてゆきしかな |
16 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
17 | 子の髪の風に流るる五月来ぬ |
18 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
19 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
20 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
21 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
22 | 人ゆきしひとすぢのみち鳥世界 |
23 | 終戦日妻子入れむと風呂洗ふ |
24 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
25 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
26 | おそるべき君等の乳房夏来る |
27 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
28 | ゆで玉子むけばかがやく花曇 |
29 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
30 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
31 | 重ね着の中に女のはだかあり |
32 | 走らねばてのひら冥し秋の水 |
33 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
34 | 藍の花咲く番外の札所かな |
35 | 雲の峰一人の家を一人発ち |
36 | あめんぼと雨とあめんぼと雨と |
37 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
38 | 桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな |
39 | 跳箱の突手一瞬冬が来る |
40 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
41 | 介錯を頼む友なし竹移す |
42 | てんとうむしだまし大きな錠かかり |
43 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
44 | 眼つむれば若き我あり春の宵 |
45 | 片陰が消しゆく午後の交差点 |
46 | ちんぽこもおそそも湧いてあふるる湯 |
47 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
48 | 分け入つても分け入つても青い山 |
49 | 星空へ店より林檎あふれをり |
50 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
2024年4月27日 12時34分更新(随時更新中)