現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年3月4日のデイリーキーワードランキング
1 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
2 | シャボン玉ひとつ壊して地に還す |
3 | せきをしてもひとり |
4 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
5 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
6 | 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな |
7 | 菱餅やまつわることももう少し |
8 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
9 | 鉈かたかた雪根開きの父帰る |
10 | 着メロを開けば熱帯夜の母だ |
11 | 町騒に遠き寺苑の仏桑花 |
12 | 帯留を身よりはづして日短し |
13 | 墓を彫る陽にくすぐられ若い裸 |
14 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
15 | 高嶺星蚕飼の村は寝しづまり |
16 | 剪定の枝のとび散る通学路 |
17 | かたつむり甲斐も信濃も雨のなか |
18 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
19 | 鷹鳩と化すコーヒーの紙コップ |
20 | この道しかない春の雪ふる |
21 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
22 | 校門を出て無口なる卒業子 |
23 | 札所寺墨の匂える青簾 |
24 | 眠たくて蒼に届かぬ春の川 |
25 | 初凪やワイングラスにある夕日 |
26 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
27 | 咳込んで唯ふれてみる黄水仙 |
28 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
29 | 水中の河馬が燃えます牡丹雪 |
30 | 釣瓶落しといへど光芒しづかなり |
31 | すばらしい乳房だ蚊が居る |
32 | 涅槃西風 いずれこの世を一抜ける |
33 | 生真面目に生きて突然春一番 |
34 | 公魚のよるさざなみか降る雪に |
35 | ふくろふに真紅の手毬つかれをり |
36 | 白梅や老子無心の旅に住む |
37 | 土手を外れ枯野の犬となりゆけり |
38 | 坪内氏、おだまき咲いて主婦を抱く |
39 | 退院の歩幅たしかに春袷せ |
40 | 梅林に目眩み 果てもない日常 |
41 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
42 | 父がまづ走つてみたり風車 |
43 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
44 | 分け入つても分け入つても青い山 |
45 | 土の香の立ち上がるまで雪を掻く |
46 | 秋の川一つの礫にある愁い |
47 | 転勤の知らせ四つ葉のクローバー |
48 | メチャクチャ眠い春光 |
49 | 草の花褒める言葉をさがしおり |
50 | 買ふと決め又ひとまはり植木市 |
2024年4月27日 04時39分更新(随時更新中)