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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2013年10月20日のデイリーキーワードランキング

1

渦潮や往く波が来る波を呑む
2

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
3

人間へ塩振るあそび桃の花
4

鮎食みて身ぬちに利根の香をひろぐ
5

外にも出よ触るるばかりに春の月
6

どこでどう淋しくなりぬ烏瓜
7

月光ほろほろ風鈴に戯れ
8

凩や海に夕日を吹き落す
9

我が肩に蜘蛛の糸張る秋の暮
10

淡路島と色彩学とはるかなり
11

鶏頭の 十四五本もありぬべし
12

秋空を二つに断てり椎大樹
13

螢籠昏ければ揺り炎えたたす
14

ものの種にぎればいのちひしめける
15

咳の子のなぞなぞあそびきりもなや
16

肩に来て人懐かしや赤蜻蛉
17

水の地球すこしはなれて春の月
18

若鮎の 二手になりて 上りけり
19

あたたかな雨が降るなり枯葎
20

福寿草卒寿の母の京言葉
21

雁が音や酒酔いやすい尺八師
22

ところてん煙のごとく沈みをり
23

納豆の引く糸たぐる薄暑かな
24

菜の花がしあはせさうに黄色して
25

鞦韆や風をはらみてみな帰る
26

せきをしてもひとり
27

マネキンの心はなれて更衣
28

白侘助さがしもの透き通りをり
29

結界のすれすれなりし草紅葉
30

鳥わたるこきこきこきと罐切れば
31

手袋や東京駅に棲むこだま
32

マネキンの斜めに被る冬帽子
33

守宮四、五匹やなせたかしのシルエット
34

年過ぎてしばらく水尾のごときもの
35

うまれ死ぬならい身内のもがり笛
36

水の色は水色だから秋明菊
37

神帰る神も仏も無い家に
38

銅鏡の神獣笑う冬日和
39

ああといひて吾を生みしか大寒に
40

春西風の曳きあふ高さ夜を知らず
41

鶏頭の十四五本もありぬべし
42

マネキンの腕バラバラに更衣
43

夏草に気罐車の車輪来て止る
44

荒々と花びらを田に鋤き込んで
45

秋惜しむ朝から雨と農日誌
46

老人に赤い実固まりピラカンサ
47

桜散るあなたも河馬になりなさい
48

空をはさむ蟹死にをるや雲の峰
49

梅林の入口もっとも匂いけり
50

闘鶏の眼つぶれて飼はれけり


2024年4月26日 20時34分更新(随時更新中)
 

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