現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年8月21日のデイリーキーワードランキング
1 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
2 | いなびかり北よりすれば北を見る |
3 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
4 | 母と寝る一夜豊かに虫の声 |
5 | 葛咲くや嬬恋村の字いくつ |
6 | 石臼の今は踏み石処暑の風 |
7 | 父母ら秋夕焼にまぎれこむ |
8 | 雉子の眸のかうかうとして売られけり |
9 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
10 | 子の話して別れたる晩夏光 |
11 | 蝉しぐれ八月尽の蝉しぐれ |
12 | 秋あつし托鉢僧のおさな顔 |
13 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
14 | 海鳴りへなだれ咲きです野水仙 |
15 | 咳をしても一人 |
16 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
17 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
18 | 夏満月赤き光を海に投げ |
19 | 方丈の大庇より春の蝶 |
20 | 人心を誘ふ甘言唐辛子 |
21 | 春や昔十五万石の城下哉 |
22 | 障子しめて四方の紅葉を感じをり |
23 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
24 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
25 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
26 | 春曙何すべくして目覚めけむ |
27 | 火柱の中にわたしの駅がある |
28 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
29 | 十二月八日の霜の屋根幾万 |
30 | 梅一枝折りぬ上手に笑へずに |
31 | 木がらしや東京の日のありどころ |
32 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
33 | 川に寝てHとなりぬ暁ひぐらし |
34 | 一日もの云はず蝶の影さす |
35 | 芋の露連山影を正しうす |
36 | 地蔵会の蝋涙おちて水に浮く |
37 | 炉辺に降るもの清少納言の雪 |
38 | 銀行員等朝より蛍光す烏賊のごとく |
39 | ピストルがプールの硬き面にひびき |
40 | 大花野かけ足で来るヒットラー |
41 | ここまでと踵返せり大花野 |
42 | 新樹光万を累ねて山整ふ |
43 | みちのくの星入り氷柱われに呉れよ |
44 | 竹踏みの素足ほてりぬ厨ごと |
45 | 天心に寒造りの声響くかな |
46 | はじめから皺のある服秋立ちぬ |
47 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
48 | まだまだやることがある線香花火 |
49 | 妻抱かな春昼の砂利踏みて帰る |
50 | 新藁の小屋でみつけたかくれんぼ |
2024年4月26日 23時32分更新(随時更新中)