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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2017年9月12日のデイリーキーワードランキング

1

牡丹百二百三百門一つ
2

チチポポと鼓打たうよ花月夜
3

鰯雲人に告ぐべきことならず
4

バスを待ち大路の春をうたがはず
5

万緑の中や吾子の歯生え初むる
6

ここまでと踵返せり大花野
7

冬菊のまとふはおのがひかりのみ
8

ある僧の月を待たずに帰りけり
9

つちふるやまだうっすらと蒙古斑
10

月夜の葦が折れとる
11

赤い椿白い椿と落ちにけり
12

つきぬけて天上の紺曼珠沙華
13

桐一葉日当りながら落ちにけり
14

鶏頭の十四五本もありぬべし
15

どの子にも涼しく風の吹く日かな
16

金亀子 擲つ闇の 深さかな
17

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
18

跳箱の突き手一瞬冬が来る
19

ピストルがプールの硬き面にひびき
20

せきをしてもひとり
21

滝落ちて群青世界とどろけり
22

国境へ鳥兜の原広がりぬ
23

星空へ店より林檎あふれをり
24

運動会少女の腿の百聖し
25

寒波来るばりばり破く包装紙
26

日と月のごとく二輪の寒椿
27

陽へ病む
28

谷底の螺鈿となりて残る虫
29

咳の子のなぞなぞあそびきりもなや
30

鵜は出でぬ水の暗より火の暗に
31

別れとは明日咲くことよ沈丁花
32

叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉
33

大空に羽子の白妙とどまれり
34

蒲公英のかたさや海の日も一輪
35

がんばるわなんて言うなよ草の花
36

をりとりてはらりとおもきすすきかな
37

鶴舞ふや日は金色の雲を得て
38

闘鶏の眼つぶれて飼はれけり
39

竜胆の楚々と語りし鄙の史
40

六月の女すわれる荒筵
41

鉄棒の着地ぴたりと決めて冬
42

雉子の眸のかうかうとして売られけり
43

金剛の露ひとつぶや石の上
44

蜩や行く先ちがふ旅仲間
45

さわやかにおのが濁りをぬけし鯉
46

くろがねの秋の風鈴鳴りにけり
47

露一粒に/一瞬見つ/存在の/麻醉機序
48

瞳孔を薬でひらき夕端居
49

パスカルの一語木枯し吹かば吹け
50

山国の蝶を荒しと思はずや


2024年4月27日 06時54分更新(随時更新中)
 

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