現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年12月3日のデイリーキーワードランキング
1 | 立ちくらみして空*蝉に囲まるる |
2 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
3 | せきをしてもひとり |
4 | 立ちのぼるけむりに露に座すかぼちゃ |
5 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
6 | ものの種にぎればいのちひしめける |
7 | 引いてやる子の手のぬくき朧かな |
8 | うしろ姿の時雨てゆくか |
9 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
10 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
11 | 凩や海に夕日を吹き落す |
12 | へうへうとして水を味はふ |
13 | 柊の花一本の香りかな |
14 | 零といふ水車の馬力春そこに |
15 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
16 | 昨日今日明日赤々と実玫瑰 |
17 | 老息子お母を呼べば茶の木咲く |
18 | 例ふれば恥の赤色雛の檀 |
19 | 顔見世の楽屋入りまで清水に |
20 | いなびかり北よりすれば北を見る |
21 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
22 | ねんねこの中で歌ふを母のみ知る |
23 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
24 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
25 | 咳をしても一人 |
26 | 金粉をこぼして火蛾やすさまじき |
27 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
28 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
29 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
30 | 食べてゐる牛の口より蓼の花 |
31 | 芋の露連山影を正しうす |
32 | 秋時雨音もせで来て境塚 |
33 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
34 | 頭髪にこころのあつき鷹棲めり |
35 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
36 | あをあをとこの世の雨のははきぐさ |
37 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
38 | 海のほか海しか見えず実玫瑰 |
39 | をとこありひとりごちする黄落期 |
40 | かたちなきものを見つむる楸邨忌 |
41 | 初暦知らぬ月日は美しく |
42 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
43 | 愛と同量の飢え暗澹と開渠を下る |
44 | 秋の江に打ち込む杭の響かな |
45 | ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに |
46 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
47 | 母の日の揃いの帽子帰りくる |
48 | 満月を刺す鉛筆をひと日研ぐ |
49 | 木雫は雨より太し青楓 |
50 | 葭切のをちの鋭声や朝ぐもり |
2024年4月27日 04時03分更新(随時更新中)