現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年9月20日のデイリーキーワードランキング
1 | お別れは雛の祭りほの明り |
2 | いなびかり北よりすれば北を見る |
3 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
4 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
5 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
6 | 落書きに加えし涙冬深し |
7 | 添いてゆく畦に飛火の曼珠沙華 |
8 | 十五夜とむかふわたしといふひとり |
9 | 素袷やそのうちわかる人の味 |
10 | らあめんのひとひら肉の冬しんしん |
11 | 口むすぶ鯉みて帰る秋彼岸 |
12 | 素足にてのけふをたしかむる |
13 | はなやぎて月の面にかかる雲 |
14 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
15 | 雄の馬のかぐろき股間わらび萌ゆ |
16 | 露の玉考へてをりふるへをり |
17 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
18 | 小悪魔的遺伝子のスイートピー |
19 | 目つむれば蔵王権現後の月 |
20 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
21 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
22 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
23 | 空をゆく一かたまりの花吹雪 |
24 | 赤ちゃんに心うまれる神無月 |
25 | つぶらなる汝が眼吻はなん露の秋 |
26 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
27 | 山桜逢ひに行かねば逢へぬ母 |
28 | にぎりしめにぎりしめし掌に何もなき |
29 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
30 | 豊饒の穂波呑み込むコンバイン |
31 | 冬海鵜棟方志功のめがね |
32 | 仮幻忌や蓮あらしの青こだま |
33 | 凍月の一両列車しゃれこうべ |
34 | 水仙の彼方は波濤白秋碑 |
35 | 夏嵐机上の白紙飛び尽す |
36 | 有る程の菊抛げ入れよ棺の中 |
37 | 日に舞うて凱歌のごとし鷹柱 |
38 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
39 | 新藁の小屋でみつけたかくれんぼ |
40 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
41 | 荒縄で藁縛られてある中秋 |
42 | 淡雪を笑い飛ばして電工夫 |
43 | 幸せはココアの湯気と猫じゃらし |
44 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
45 | 厨より妻呼ぶ声や梅一輪 |
46 | 荒海や佐渡の風垣に灯の洩るる |
47 | 鳴くならば満月になけほととぎす |
48 | 病む猿に風のしずかな草城忌 |
49 | 冬の雨鎌倉時代ひつかける |
50 | 佛哭いてる山脈の秋落暉 |
2024年4月26日 19時18分更新(随時更新中)