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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2010年11月15日のデイリーキーワードランキング

1

兎も片耳垂るる大暑かな
2

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
3

重ね着の中に女のはだかあり
4

しんしんと肺碧きまで海の旅
5

啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々
6

春風や闘志いだきて丘に立つ
7

鷹のつらきびしく老いて哀れなり
8

桜散るあなたも河馬になりなさい
9

ああいへばかういう兜太そぞろ寒
10

金剛の露ひとつぶや石の上
11

外にも出よ触るるばかりに春の月
12

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
13

手鞠唄かなしきことをうつくしく
14

入れものが無い両手で受ける
15

襟巻の狐の顔は別にあり
16

金粉をこぼして火蛾やすさまじき
17

金亀子 擲つ闇の 深さかな
18

短日の楽屋を走りぬける音
19

七五三妊婦もつとも美しき
20

柿落葉老いていとしきものふゆる
21

谺して山ほととぎすほしいまま
22

桃咲くや湖水のへりの十箇村
23

ゆきふるといひしばかりの人しづか
24

枯蓮のうごく時きてみなうごく
25

短日の崖にぶつかる鳥獣
26

赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり
27

寒夜火事遠からず近からず
28

夜寒さや吹けば居すくむ油虫
29

朝立や馬のかしらの天の川
30

露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す
31

木曽路ゆく我も旅人散る木の葉
32

花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ
33

冬の水一枝の影も欺かず
34

闘鶏の眼つぶれて飼はれけり
35

降る雪や明治は遠くなりにけり
36

ある日より笑ひはじめし名なき山
37

椋鳥のこぼれてはまた群の中
38

大白鳥青に染まらず渡り来し
39

冬菊のまとふはおのがひかりのみ
40

荒梅雨や追悼句座へ山越えす
41

子規庵のユスラの実お前達も貰うて来た
42

公達に女官ぬかづく菊人形
43

金亀子擲つ闇の深さかな
44

母病む日青野を白く背に残し
45

いくたびも雪の深さを尋ねけり
46

粛まる霜の長月薪には樗の木
47

日と月と紫雲丹の上に逢う
48

冬苺小鳥啄みわれは摘む
49

枯山の月今昔を照らしゐる
50

海鼠突くいざなぎいざなみ皇系論


2024年4月27日 01時37分更新(随時更新中)
 

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